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教皇レオによるAIへの警告

(2025年6月1日)
 今月初め、全世界のローマ・カトリック信者は第267代教皇の選出を祝った。米シカゴ出身の教皇レオ14世が、南米出身の進歩的な教皇フランシスコの死を受けてその座に就いた。
 保守派とまでは言えないにしても、新教皇は明らかに伝統的な価値観への理解をより深く持っているようだ。15日の演説では、世界中で1100以上の学校を運営する修道会クリスチャン・ブラザーズを称賛し、特に保護者が教育に関与している点を高く評価した。 →続き

トランス選手に負けた女子にもメダル カリフォルニア州が新方針 「不平等は変わらない」反発も

(2025年5月31日)
 カリフォルニア州インタースクール連盟(CIF)は、州陸上選手権を前に、女子選手への譲歩を発表した。トランプ政権からの圧力が強まる中、トランスジェンダー選手を巡る騒動の収拾を図るためだ。
 CIFは、今週末に開催される高校陸上競技の州選手権で、男子選手に表彰台からはじき飛ばされた女子選手にもメダルを授与する。 →続き

AIで変わる雇用 高卒者の技能職が有利に

(2025年5月30日)
 初歩的な事務作業が生成AI(人工知能)に取って代わられる一方で、熟練した修理、建設、技術職が、高卒新卒者にとって有望な就職先になっている。
 ワシントン・タイムズのインタビューに応じた雇用問題の専門家らは、大卒を必要とするホワイトカラーの仕事が新しい技術によって減る中で、ブルーカラーの仕事への関心が高まっているが、これは経済にとって必要な現象だ。 →続き

世界の自動車市場、再編へ トランプ関税の衝撃広がる

(2025年5月29日)
 トランプ米大統領が国外で製造された自動車、部品に高関税を課して数週間、メーカーが生産拠点を米国内に移したり、代替市場に目を向けたりするなど、世界市場に衝撃が広がっている。
 アジア諸国は、輸出依存度の高い自動車産業への打撃軽減のため、政府補助金の導入を議論している。米国の消費者は、関税の影響前に買い急いでいるもようだ。 →続き

議会襲撃事件巡り恩赦 法的・社会的に依然、問題抱える元被告ら

(2025年5月27日)
 2021年1月6日の議会襲撃事件の元被告らは、トランプ大統領が約1600人に恩赦を与えてから4カ月以上たった今でも、事件に関連する問題から解放されていない。
 代理人を務めたクリストファー・マッキアローリ氏によれば、保護観察の終了、控訴の取り消し、財産の返還などに関する正式な手続きのほとんどが解決したにもかかわらず、逮捕による影響は一部でまだ残っている。 →続き

録音記録が明かす、バイデン氏を隠蔽した民主党の陰謀

(2025年5月24日)
 誰もが、ジョセフ・R・バイデン前大統領の知的鋭敏さの欠如を確認する最近公開されたオーディオテープに驚くべきではない。バイデン氏の相次いだ失言やぎこちない動作は、1973年に最年少で上院議場の扉をたたいた男の輝きを失い、その影と化した過程を物語っている。
 2年前、ロバート・ハー特別検察官は、80代に達した最高司令官であるバイデン氏に対し、デラウェア州自宅の車庫にあるぼろぼろの段ボール箱に不法に保管されていた機密文書について、2日間にわたり徹底的な尋問を行った。会話の中、断続的に明瞭な状態と混乱状態を繰り返す姿により、陪審員たちが混乱した高齢者を有罪とする気にはならないだろうという理由で、バイデン氏は起訴を免れた。 →続き