テクノロジー


AIに生物兵器の製造法拡散リスク

(2023年7月28日)
 人工知能(AI)大手のアンスロピックは、そう遠くない将来、新しいAIツールによって、生物兵器の拡散が促進され、生物兵器が適切でない者の手に渡る可能性が高まると議会で警告した。
 アンスロピックはAIの安全性の研究を行っているとされ、同社CEO、ダリオ・アモデイ氏は25日、人類は長期的にはAIによる存亡の危機に直面しているが、その前に、AI技術の発展で生物兵器に関する知識が拡散するという危機に直面する可能性があると主張した。 →続き

AI導入模索する情報機関 技術の暴走に懸念も

(2023年7月19日)
 米国の情報機関は、将来に備え、分析官やスパイ全員が、伝統的な技術やノウハウに頼るのではなく、人工知能(AI)を生かして職務をこなせるようにする準備を進めている。
 国家情報長官(DNI)室のレイチェル・グランスパン氏によると、情報機関の指導部は「AIファースト」の計画のもとで、幹部から下級職員まで全員がAIを活用できるようにすることを目指している。 →続き

AIによる「人類滅亡」阻止へチームーオープンAI

(2023年7月11日)
 米振興IT企業オープンAIは、成長を続ける人工知能(AI)技術が暴走し、人類滅亡に拍車をかけることを防ぐためのチームを編成する。
 人気の対話型AI「チャットGPT」を手掛けるオープンAIは、AIは、世界のさまざまな課題の解決に役立つ新たなスーパーインテリジェンス(超知能、人間の能力を超えた人工知能)を生み出し、人類が発明した中で最も重要な技術になると主張している。 →続き

チャットGPT、自信満々の答えは不正解

(2023年6月5日)
 対話型AI「チャットGPT」は現代のコンピューター工学の驚異であり、衝撃的なほど優れた英語の使用者かもしれない。ただ、それが正確かは別である。
 この人工知能言語ツールは、歴史、財政、ポップカルチャーなど、さまざまなテーマで事実を間違えて記憶しているようだ。 →続き

公衆衛生局長官:ソーシャルメディアの使い過ぎは心の健康に害がある

(2023年5月28日)
 ソーシャルメディアが米国の若者に害になると「懸念すべき理由」がある、米国の公衆衛生局長官は火曜日に勧告を発表し、10代から上の若者の大半が、オンラインのメディアサービスを常時利用していることに高まりつつある懸念を上書きするような勧告を出した。
 ビベク・マーシー公衆衛生局長官が出した勧告の中で、10代以降の若者にソーシャルメディアがもたらすメリットの一つとして挙げたのは、性的少数者(LGBTQ)や障害者が互いにやり取りし、連帯感を維持できることだ。その一方で同長官は、オンラインで過ごす時間が長くなるにつれて潜在的リスクが高まる、と指摘した。 →続き

ドローン民間活用に課題山積 韓国は「技術的に優位」

(2023年5月26日)
 【ソウル】ライトが点滅し、若者たちがボール形のドローンをいじり、リモコン装置を持った選手がネットの囲いの端で操縦の練習をしている。韓国・松島で開催された「ドローンサッカー」国際選手権の会場には、緊張感が漂っていた。
 5人で構成されるチームは、保護のための円形の外殻を持つ(4個の回転翼の)クアッドコプタードローンを、円形のゴールポストに押し込もうとしている。試合はネットが張られたピッチの中で行われる。 →続き