国際


宗教の「中国化」推進 イエス像を習主席に差し替え命令

(2024年10月15日)
 中国の宗教弾圧に関する米政府の報告書によると、中国政府は国内のカトリックとプロテスタントの教会を取り締まり、イエスの絵の撤去と習近平国家主席の写真への差し替えを命じている。
 9月に公表された報告書「宗教のシニサイゼーション(中国化):中国の強制的宗教政策」によると、中国共産党は公式には無神論だが、宗教を強制的に「中国化」する活動を開始し、国内のあらゆる精神的活動を標的にしている。オックスフォード・ランゲージズによれば、「シニサイゼーション」とは、文字や形を中国風にすることだという。 →続き

米軍、インド太平洋にドローンを大量投入へ 中国の攻撃を阻止

(2024年10月5日)
 米軍筋によると、国防総省は何万機もの低コストのドローン兵器を迅速に配備する計画を推進しており、インド太平洋地域での中国に対する抑止力強化で威力を発揮するとされている。
 「レプリケーター」計画は依然、明らかにされていないが、現在の航空機、ミサイル、海軍力、陸軍力、サイバーパワー、情報戦ツール、宇宙システムとともに、米国の軍事力を強化することが期待されている。 →続き

中国で残虐な動物実験 研究所に米が補助金

(2024年9月27日)
 連邦政府は、ビーグルの子犬の背骨を切断し、反応を研究するなど残酷な動物実験を実施している中国の研究所に補助金を提供してきた。これらは米国民の税金から捻出されたものだ。
 動物保護団体「ホワイト・コート・ウェイスト・プロジェクト(WCW)」は、ワシントン・タイムズと最初に共有した調査で、中国の28の研究所が動物実験のための資金を米国から受け取ることを承認されていることを明らかにした。その中には孫文大学と中国科学院があり、ビーグル犬を使った残酷な実験を行っている。 →続き

台湾の国際機関への加盟妨害は不当 駐米代表が中国を非難

(2024年9月24日)
 中国共産党政府は、台湾の民主主義の正当性を認めないよう各国に圧力をかけ、国連やその他の主要な国際機関への加盟を阻止するため、世界的なキャンペーンを強化している――。台湾の在米外交官トップが語った。
 台湾の駐米代表(大使に相当)、兪大●(さんずいに雷)氏は、来週ニューヨークで開催される国連総会を前にワシントン・タイムズの独占インタビューに応じ、中国の台湾に対する活動を中心に話をしたいと語った。 →続き

ポンペオ前国務長官、台湾の独立承認を呼び掛け

(2024年9月20日)
 マイク・ポンペオ前国務長官は、台湾を共産主義の中国とは別の独立国家として承認するよう、米当局者に求めている。
 ポンペオ氏は17日にハドソン研究所の会合で、中国が台湾支持発言を理由に入国を禁止したことを明らかにした。また、他の米国民も彼の主張に共感することを望んでいると述べた。 →続き

国防総省、量子コンピューティング時代に備え新構想

(2024年9月19日)
 米国防総省は、画期的な量子コンピューターの登場を加速させるブレークスルー(大変革)に備えるため、科学的発見を検証し、その応用のテストを開始するイニシアティブを急ピッチで進めている。
 量子コンピューターは、国家安全保障に重大なリスクと巨大なチャンスをもたらす。「暗号解読に有効な量子コンピューター(CRQC)」の出現によって、国防機密や日常の金融取引を保護する暗号システムが解読されるリスクが高まる。 →続き

米上院議員、中国の脅威警告 電気自動車などで世界市場支配

(2024年9月16日)
 マルコ・ルビオ上院議員(共和党、フロリダ州)は今週、「中国製造2025」と呼ばれる、技術獲得と重要市場支配を目指す中国の世界的キャンペーンが成功している分野と失敗している分野を明らかにする報告書を発表した。
 「中国共産党は世界最大の産業基盤を支配している。窃取、市場を歪める補助金、戦略的計画によって、中国は21世紀の地政学的覇権を左右する産業の多くで主導権を握っている。われわれは、国を再建し、中国の挑戦を乗り越え、次世代のために自由の松明を灯し続けるために、社会全体で取り組む必要がある」 →続き