公衆衛生局長官:ソーシャルメディアの使い過ぎは心の健康に害がある

(2023年5月28日)
 ソーシャルメディアが米国の若者に害になると「懸念すべき理由」がある、米国の公衆衛生局長官は火曜日に勧告を発表し、10代から上の若者の大半が、オンラインのメディアサービスを常時利用していることに高まりつつある懸念を上書きするような勧告を出した。
 ビベク・マーシー公衆衛生局長官が出した勧告の中で、10代以降の若者にソーシャルメディアがもたらすメリットの一つとして挙げたのは、性的少数者(LGBTQ)や障害者が互いにやり取りし、連帯感を維持できることだ。その一方で同長官は、オンラインで過ごす時間が長くなるにつれて潜在的リスクが高まる、と指摘した。 →続き

クリントン氏がFBIをトランプ氏のロシア共謀説に誘導

(2023年5月27日)
 ヒラリー・クリントン氏がドナルド・トランプ氏に大統領選挙で敗れてから約7年後に発表された報告書は、トランプ氏がロシア人と共謀していたという物語を作る上で、クリントン陣営が顕著な役割を果たしたことについての詳細を述べている。
 ジョン・ダーラム特別検察官が最近発表した306ページの報告書によると、虚偽だと判明したクリントン陣営による調査内容の一部が、トランプ陣営に対する数年にわたる捜査を開始するために利用されたという。 →続き

ドローン民間活用に課題山積 韓国は「技術的に優位」

(2023年5月26日)
 【ソウル】ライトが点滅し、若者たちがボール形のドローンをいじり、リモコン装置を持った選手がネットの囲いの端で操縦の練習をしている。韓国・松島で開催された「ドローンサッカー」国際選手権の会場には、緊張感が漂っていた。
 5人で構成されるチームは、保護のための円形の外殻を持つ(4個の回転翼の)クアッドコプタードローンを、円形のゴールポストに押し込もうとしている。試合はネットが張られたピッチの中で行われる。 →続き

下院議長、債務制限の議会取引をホワイトハウスに督促

(2023年5月25日)
 連邦議会・下院のケビン・マッカーシー議長は月曜日、6月1日までに連邦政府の債務不履行を回避するために、債務限度額の引き上げをめぐるバイデン大統領との議会取引を週末までに完了するよう警告した。
 「本当は先週末までに完了させるべきだった」、マッカーシー議長(カリフォルニア州、共和党)は言う、「それを可決して上院に引き渡すには、今週中に一定の協議を終えなければならない」と言明した。 →続き

FBIが政敵の攻撃-バイデン政権

(2023年5月24日)
 ダーラム特別検察官の報告書で、連邦捜査局(FBI)が未評価で根拠の弱い情報を基に、2016年大統領選のトランプ陣営への捜査を開始し、監視していたことが明らかになった。FBIの上層部はロシアの共謀を確信していたため、捜索令状を得るために、潔白であることを示す証拠には目をつぶり、ヒラリー・クリントン陣営とロシアのスパイ活動の脅威の可能性を信用した。あるFBI職員は、トランプ氏の側近らを盗聴するために、外国情報活動監視裁判所(FISC)に偽造した証拠を提出した。
 この職員は、この捜査が政治的な動機によるものであることを理解していた。 →続き

米環境保護局のCO2排出規制で停電リスクが増大

(2023年5月22日)
 米環境保護局(EPA)は、天然ガス・石炭火力発電所について、2040年までに二酸化炭素の排出をほぼゼロにすることを提案している。しかし、発電・送配電事業者は、この規則は全米の電力の大部分を生む発電所を停止させるか、信頼性の低いグリーンエネルギーを使用せざるを得ないため、電力網を弱体化させると話している。
 この提案の反対派は、昨年夏にカリフォルニア州とテキサス州を脅かした計画停電や、クリスマス休暇中の厳しい寒さの中で8州を苦しめた停電が、全米の多くの地域で常態化する可能性があると指摘している。 →続き

民主党は、共和党への「MAGA」のレッテル貼りが勝利のカギと考える

(2023年5月20日)
 民主党は、政治の場で「MAGA(米国を再び偉大に)」に汚名を着せようと努力している。これを議会での議論に持ち込み、自分たちの邪魔となる共和党議員にレッテルを貼るのだ。
 エイサ・ハッチンソン氏に聞いてみるとよい。ハッチンソン氏は、最近の共和党における全国レベルの主要人物としては、MAGAから程遠い存在だ。同氏の政治的ルーツはロナルド・レーガン元大統領までさかのぼり、MAGA運動の父であるドナルド・トランプ前大統領を長年にわたって激しく批判している。 →続き

中国版「トップガン」、国民に反米感情植え付け

(2023年5月19日)
 バイデン政権が中国との紛争の回避を模索する一方で、中国共産党は、将来の米国との戦争に備えるよう国民に訴えかけるメッセージの発信を強化している。
 人民解放軍(PLA)空軍を描いた中国の新作映画「長空之王」もその一つ。先月下旬に公開され、米国の大ヒット映画「トップガン・マーヴェリック」(2022年)に対抗することを狙ったものとみられている。 →続き

「ホワイトハウスの審判の日」バイデン家汚職疑惑が過熱

(2023年5月17日)
 影響力行使の疑惑は、バイデン大統領の「バイス(副)」大統領という古い肩書に新たな意味を与えている。司法省は、バイデン一家の金銭的不正の疑惑を何年もかけて調査してきたが、その努力はほとんど報われなかった。
 だが、議会につきが回ってきたのかもしれない。バイデン氏に2期目を与える前に、バイデン氏とその家族が、汚職に手を染め、外国のために便宜を図っていないかどうか、国民は十分に知るべきだ。 →続き