トランプvsハリス 深まるジェンダーギャップ-米大統領選

(2024年11月1日)
 【グリーンベイ(ウィスコンシン州)】ドナルド・トランプ前大統領は、元ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)スター選手のブレット・ファーブ氏をこの選挙戦の激戦地での選挙キャンペーンに起用し、男性有権者に強くアピールした。
 共和党候補がニューヨークで、IT富豪のイーロン・マスク氏やプロレスラーのハルク・ホーガン氏と選挙キャンペーンを行った数日後、ファーブ氏はトランプ氏とともに集会のステージに立った。30日には、宇宙飛行士のパイオニア、バズ・オルドリン氏がトランプ氏を力強く支持した。 →続き

トランプ氏、今度はゴミ収集作業員に バイデン氏の「ゴミ」発言を攻撃

(2024年10月31日)
 【グリーンベイ(ウィスコンシン州)】「ある人にとってはゴミでも別の人にとっては宝」と言われるが、ドナルド・トランプ前大統領は30日、この言葉に新たな意味を与えた。
 バイデン大統領がトランプ氏の支持者は人間の「ゴミ」だと語った翌日、トランプ氏は飛行機から降りて、この中西部の激戦州をゴミ収集作業員のベストを着て歩いた。 →続き

トランプ氏「史上最高の4年間」へNYで大規模集会

(2024年10月30日)
 【ニューヨーク】ドナルド・トランプ前大統領は、米国を象徴する世界的な舞台で「米国を再び偉大に(Make America Great Again、MAGA)」ロードショーを行い、米政界最大のショーマンとしてのイメージを固めた。
 トランプ氏は重要な激戦州回りから一時離れて、豪華な支援者たちとともにニューヨーク州のマディソン・スクエア・ガーデンに集まった何千人もの人々に、選挙は「むかつく無能」の現状維持か「わが国史上最高の4年間」の幕開けかの厳しい選択だと語った。 →続き

トランプ、ハリス両氏、海外での米国の役割巡り対立

(2024年10月28日)
 現状維持の支持者にとっては、民主党候補の外交政策スタンスは心地よいだろう。ハリス副大統領は、過去3年半の間に下されたすべての重要な決定の場にいた。
 バイデン大統領はこう説明する。「副大統領として、彼女にできないことは一つもなかった。だから私は、外交政策から国内政策まで、あらゆる責任を彼女に委ねることができた」 →続き

トランプ陣営、最後の追い込み

(2024年10月27日)
 大統領選まで数日と迫った。ドナルド・トランプ前大統領はこれまで通り、有権者に働きかけようとしている。25日のミシガン州トラバースシティーの有権者集会から、26日にはミシガン州ノビとペンシルベニア州ステートカレッジで集会を行う。
 27日にはニューヨークに戻る。マディソン・スクエア・ガーデンでの集会はかなり気合の入ったものになりそうだ。マイク・ジョンソン下院議長も参加する。 →続き

LPGAツアーにトランス女子出場か 選手らが抗議の書簡-女子ゴルフ

(2024年10月26日)
 元男子大学ゴルファーのトランスジェンダー選手が初めて、女子ゴルフ界で最も権威のある女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアーに出場する可能性が高まっていることを受けて、LPGAのトランスジェンダーポリシーの改定へ圧力が強まっている。
 全米大学体育協会(NCAA)男子2部と3部でプレーしていた31歳のヘイリー・デービッドソン氏は22日、フロリダ州ベニスのプランテーションゴルフ・カントリークラブで開催されたLPGAのQスクール(ツアープロの認定試験)で、78で予選の第2ステージをスタートした。デービッドソン氏のこのラウンドは、194人中171位タイという結果だった。 →続き

学歴が投票行動に大きく影響-米大統領選

(2024年10月25日)
 ドナルド・トランプ前大統領がホワイトハウスに復帰するかどうかは、大学を卒業していない米国人が決めることになる。投票行動の重要な指標として、学歴が人種や性別に匹敵するようになっているからだ。
 数々の世論調査が明らかにしている通り、大学や大学院卒の有権者によるカマラ・ハリス副大統領とトランプ氏への支持率の差は2桁に上る。 →続き

イラン・ロシア、大統領選後の米社会分断を画策か

(2024年10月24日)
 米情報当局者は22日、イランとロシアの工作員が、大統領選の投票後、米国内で暴力をあおることを意図した影響工作を考えている可能性があると述べた。
 外国の敵の汚い手口を評価した覚書の機密扱いが解除され、それによると、イラン、ロシア、中国は米国の選挙ネットワークにアクセスする技術的能力を持っているという。 →続き