政治への「否定的」見方広がる 過半数が「怒り」-調査

(2023年9月26日)
 世論調査会社ピュー・リサーチ・センターが、今の米国の政治が憂慮すべき事態に陥っていると警告している。
 ピューは先週行った調査で、「米国民は長い間、政治家に批判的で、連邦政府に懐疑的だった。しかし今日、国民の政治と選挙で選ばれた役人に対する見方は、容赦ないほど否定的で、改善の見込みはほとんどない」と結論付けている。 →続き

民主党、AIが差別助長、規制法案を提出

(2023年9月25日)
 民主党の上院議員十数人が、新たな人工知能(AI)規制「2023年アルゴリズム説明責任法案」を提出した。雇用、教育、住宅などを巡る判断に影響を及ぼす自動化ツールによって生じうる差別を抑制することを目的としている。
 法案によって、連邦取引委員会(FTC)はAI規制の策定を義務付けられ、規制を執行するための75人の職員採用に必要な予算が充当される。 →続き

「戦略的曖昧さ」の放棄は中国の台湾侵攻を誘発すると米国防総省

(2023年9月24日)
 米国防総省高官は19日、米軍が中国の攻撃から台湾を守るかどうかの戦略的曖昧さについて、政策転換が中国による侵攻を引き起こす懸念から、維持する方針だと連邦議会で語った。
 イーライ・ラトナー国防次官補(インド太平洋安全保障担当)は、台湾を巡る中国との戦争は、人命や経済的混乱の観点で「壊滅的」な影響をもたらすだろうと述べた。 →続き

民主党は弾劾調査のハードルを下げたことを後悔する

(2023年9月23日)
 民主党は、バイデン大統領のような清廉潔白な人物に対して弾劾調査を開始する正当な理由がないと下院共和党に訴えている。
 「彼らは重大な犯罪や非違行為という高いハードルに近づき始めてすらいない」。民主党のジェロルド・ナドラー下院議員(ニューヨーク州選出)は先週の声明でこう述べた。 →続き

高齢バイデン氏、ハリス大統領誕生に現実味 ヘイリー候補が警告

(2023年9月21日)
 ニッキー・ヘイリー元国連大使は、2024年の大統領選でバイデン氏が勝てば、相棒のカマラ・ハリス氏が大統領職に就くことになると警告している。
 共和党の大統領候補指名に名乗りを上げているヘイリー氏は、80歳のバイデン氏は2期目の4年間は続かず、大統領執務室の鍵をハリス副大統領に譲ることになると、街頭演説やソーシャルメディア、テレビで警鐘を鳴らしている。 →続き

バイデン政権の矛盾したエネルギー政策

(2023年9月20日)
 バイデン大統領が気候変動政策の一環として化石燃料の生産と消費を鈍化させる計画を発表したにもかかわらず、国内の石油生産量が年末までに過去最高に達すると予測されている。
 バイデン氏は短期的な石油供給とガソリン価格をほぼ管理できておらず、業界のアナリストによると、グリーンエネルギー政策とガソリン価格高騰を抑えるための増産という矛盾するメッセージを発することで、石油生産に長期的な被害をもたらした。 →続き

再選見据え、政権移行の準備進めるトランプ陣営

(2023年9月19日)
 ドナルド・トランプ氏の2024年大統領選への選挙戦は、よく整えられ、急派しのぎで、的外れの作戦を展開してきたこれまでの選挙戦とは大違いだ。
 トランプ氏の選挙戦の体制がより専門的となり、盟友らが大統領の交代に向けた準備に奔走しているため、指名を獲得し、ホワイトハウスに戻ったとしても、混乱を招くことなく政権交代ができる準備は整っている。 →続き

16歳少女に性転換 説明不十分と医師らを提訴

(2023年9月18日)
 16歳で乳房を切除されたネブラスカ州の女性が、性別適合(性転換)治療を受けるよう巧みに説得され、「女性らしさを奪われた」として、ネブラスカ大学医療センター(UNMC)の医師らを医療過誤で訴えた。
 訴えたのはルカ・ハインさん(21)。ネブラスカ州消費者保護法に違反し、リスクを十分に知らされないまま、「性別適合治療」の一環として2018年に両乳房切除術を受けたという。出術前に受けたカウンセリングはわずか2回だった。 →続き