米MS 中国でリンクトイン再開 投稿などの機能を削除
(2021年12月16日)

2016年6月13日(月)、ニューヨーク証券取引所のフロアで取引するポストのスクリーンにLinkedInのロゴが表示されている。(AP Photo/Richard Drew)
米マイクロソフトは、中国での運用を停止していたビジネス向け交流サイト(SNS)リンクトインの縮小版「インキャリア」の運用を開始した。投稿やメッセージ共有機能などを外した中国専用版で、言論統制を強める中国政府の圧力に屈した格好だ。
リンクトインのモハク・シュロフ副社長は、「インキャリアは、投稿や共有はできないが、プロフィルを更新したり、採用担当者のメッセージを受けたりできる」と、求職サイトとしての機能は維持していると主張した。
共和党のルビオ上院議員らは14日、ワシントン・タイムズに、リンクトインの中国撤退は「正しい措置」であり、中国で事業を行うリスクを忘れてはならないと強調。「新しいサイトのユーザーのキャリア、希望する職業などの個人情報は、直ちに中国共産党の手に渡る。中国で事業を行うことは、全体主義を支持することになる」と警告した。
↓ ↓ ↓
→ログイン(定期購読会員として)して全文を読む
※全文をご覧になるには、定期購読会員(個人、法人)、か年間購読会員になる必要があります。