環境正義を神格化するバイデン
(2022年5月18日)

2021年4月23日、ワシントンのホワイトハウスのイーストルームから、気候に関するバーチャル・リーダーズサミットで講演するジョー・バイデン大統領の到着を待つジーナ・マッカーシー国家気候顧問。バイデン政権初の気候変動対策を目的とした規則で、環境保護庁は、冷蔵庫やエアコンによく使用される非常に強力な温室効果ガスであるハイドロフルオロカーボンの生産と使用を段階的に削減するよう提案している。(AP Photo/Evan Vucci, File)
政府が良いものであれば、大きければ大きいほど良い。近年、そういった考え方が支配している。バイデン大統領は、自分の政府を世界一大きくする決意をしているようだ。その目的に向かって、彼の政権は、米国人が、自然に対する無数の犯罪を一つも、絶対に犯さないようにするための新たな機関を追加した。「自由の国」の自由の命運は尽きた。
ガーランド司法長官は木曜日、組織が複雑に入り組んだ司法省への新たな部局増設を発表し、すでに十分大きな法の力をさらに強化した。ガーランド氏は「新しい環境正義局は、包括的環境正義執行戦略を推進している私たちの取り組みの中心的拠点として機能する」「私たちは、環境的弊害によって最高度に負荷を被っているコミュニティーに最強の影響を与えているケースを優先的に扱うことになるであろう」と語った。
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