投資家ソロス氏、220のラジオ局を買収 大統領選に影響も

(2024年2月16日)

2017年6月8日、ドイツ・ベルリンの外務省で記者会見に臨むハンガリー系アメリカ人投資家でCEU創設者のジョージ・ソロス。(AP Photo/Ferdinand Ostrop, File)

By Victor Morton – The Washington Times – Wednesday, February 14, 2024

 著名投資家ジョージ・ソロス氏が、米第2位のラジオネットワークの株式を買い取った。ネットワークの支配権を握る可能性がある。

 ニューヨーク・ポスト紙が14日、ラジオ会社オーダシーの破産申請書類を基に報じたところによると、ソロス・ファンド・マネジメントが同社の4億㌦の債務を買い取った。

 ソロス・ファンドが買い取る株式は、オーダシーの債務の約40%に相当し、買い取り額は1㌦当たり約50セントだという。

 ポスト紙は「過半数ではないが、破産を回避できれば、この巨大メディアを実質的に支配する可能性がある」と書いている。

 共和党の「事情に詳しい」筋によると、ソロス氏は世論に影響を与えるために選挙期間中に買収を行った可能性があるとポスト紙に語っている。

 「恐ろしいことだ」

 オーダシーは全国に220以上の放送局を所有し、ほぼすべての主要市場に進出している。

 20億㌦近い負債を抱えて1月7日に破産を申請しており、連邦破産法第11条が適用され、現在、株主が保有する株は無価値となる。

 この提案には裁判所の承認が必要で、ヒューストンの連邦破産裁判所で20日に審問が行われる。

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