ハリス、ウォルツ正副大統領候補は「急進派」―下院議長が非難

(2024年8月8日)

2024年7月23日(火)、ワシントンの国会議事堂で、イスラエルのネタニヤフ首相が水曜日の合同会議で演説するのを前に記者会見するマイク・ジョンソン下院議長(共和党)。(AP写真/J. Scott Applewhite)

By Mallory Wilson – The Washington Times – Tuesday, August 6, 2024

 マイク・ジョンソン下院議長(共和、ルイジアナ州)は、カマラ・ハリス副大統領とそのランニングメイト(副大統領候補)のティム・ウォルツ・ミネソタ州知事を「米国史上最も急進的な左翼候補」と呼んだ。

 ジョンソン氏はX(旧ツイッター)に「彼らの政策と、トランプ大統領とバンス上院議員が日々戦っているアメリカ・ファーストの政策との大きな違いが際立つ時が来るのが楽しみだ」と投稿した。

 同氏は、「破綻した」リーダーシップ、開かれた南部国境、「厳しい」生活、戦争を巡ってハリス氏を攻撃した。

 「これまで大統領選に出馬した中で『最もリベラルな候補者』が今度は、リベラルな副大統領候補を選んだ。社会主義への支持を表明し、聖域都市を支持し、カマラ・ハリスが入国を許した何百万人もの不法滞在者に運転免許証を与えようとしている人物だ。メディアがいくら偏っていても、客観的事実とハリス氏とウォルツ氏のこれまでの惨憺たる行動から目を逸らすことはできない」

 ハリス氏は6日、ウォルツ氏を副大統領候補に選んだ。同氏は12年間下院議員を務め、2019年から知事を務めている。

 ハリス氏は声明で、ウォルツ氏は農村部、低・中流階級の有権者の支持者であり、選挙戦に「理にかなったリーダーシップ」をもたらすと述べた。

 「ティムについて私が際立って感じたことの一つは、中流家庭のために戦うという彼の信念がいかに深いかということだ。これは一個人としての信念だ。知事として、コーチとして、教師として、退役軍人として、彼は自分の家族のように労働者家庭のために尽力してきた。私たちは素晴らしいパートナーシップを築く。劣勢からのスタートだが、力を合わせればこの選挙に勝てると信じている」

 2人は6日、フィラデルフィアの集会で初共演を果たし、その後、他の激戦州の選挙戦に向かう予定だ。

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