中国、新型陸上攻撃ミサイル潜水艦を配備へ

(2024年11月5日)

2024年4月22日月曜日、中国東部の山東省青島で開催された西太平洋海軍シンポジウムのオープニングで、スクリーンに映し出された中国の潜水艦。中国軍トップの一人である張用霞(チャン・ユウシャ)は、地域の領土問題に関して厳しい見解を示し、月曜日、中国東北部で開催された国際的な海軍の会合で、自国の利益が脅かされた場合は武力で反撃すると語った。(AP Photo/Ng Han Guan)

By Bill Gertz – The Washington Times – Wednesday, October 30, 2024

 中国海軍は、巡航ミサイル原子力潜水艦(SSGN)3隻を新たに建造した。米国防当局者はこれについて、中国の攻撃型潜水艦計画が大きく前進したと指摘した。攻撃型原潜に詳しい国防当局者によると、新型攻撃型原潜「商3級」は現在、海上試験と認証を受けている。

 商3級の実戦配備は、今後1、2年以内とみられている。

 ある当局者はワシントン・タイムズ紙に「中国初の巡航ミサイル潜水艦であり、これは特に重要な意味を持つ」と語った。

 中国軍は093型と呼ぶ攻撃型原潜をすでに6隻配備しており、新型の商3級SSGNはこの093型に加わることになる。これらは中国で最も強力な攻撃型潜水艦と考えられており、おそらく核ミサイル潜水艦を守るために使用されている。

 関係者によると、商3級で中国の水中戦能力は大きく変わるという。

 国防総省が2023年10月に公表した中国の軍事力に関する最新の報告書には、2022年5月から2023年1月にかけて2隻の商3級潜水艦が進水し、来年までに同クラスの潜水艦3隻が運用開始される可能性があると記載されている。

 3隻目の商3級は、11月に発表される予定の最新の中国軍事力報告書で概説される見込みだ。

 2023年版の報告書は、「商3級は、人民解放軍海軍(PLAN)の水上戦能力を強化し、陸上攻撃巡航ミサイル(LACM)を装備すれば、密かに陸上攻撃のオプションを提供することが可能になる」と述べている。

 米国防当局者はまた、通常推進と原子力推進の両方を採用する新型の「周級」攻撃型潜水艦の最近の事故にも触れた。その新型潜水艦は、中国の武漢にある造船所近くの川に部分的に沈んでいるのが衛星写真で発見された。

 周級潜水艦は、ハッチを開けっ放しにしていたために浸水したとされ、当局者が「オペレーターのミス」と説明、その後引き揚げられた。この潜水艦は、ディーゼルエンジンに加え、電力用の小型原子炉を搭載している。

 この当局者によると、この事故の原因は中国の潜水艦建造での組織上の問題ではない。

 中国の他の主要兵器と異なり、ここ10~12年、中国の潜水艦の数はそれほど増加していない。

 その一方で、旧型潜水艦が、より破壊力の大きい新型潜水艦に「1隻ずつ」置き換えられているという。例えば、宋級ディーゼル攻撃型潜水艦は、より長時間の潜航を可能にする空気独立推進を使用する、より先進的な元級潜水艦に置き換えられている。また、元級はより多くの兵器を搭載している。

 中国海軍の潜水艦活動は、これまでのところ主に太平洋地域に限られている。昨年以来、インド洋には潜水艦は配備されていないという。潜水艦や軍艦はほとんど海岸近くにとどまり、遠洋に出ることはあまりない。

 新型商級潜水艦は、中国船舶重工集団が遼寧省葫芦島にある渤海造船所で建造した。全長は350フィート(106メートル)で、最大速度は30ノット(時速55キロ)。先進的な航跡ホーミング魚雷、YJ18対艦巡航ミサイル、おそらくCJ10陸上攻撃巡航ミサイルの海軍版も搭載される。

 米海軍潜水艦の元乗組員で、新アメリカ安全保障センターのトム・シュガート氏は、中国の陸上攻撃巡航ミサイルを搭載した潜水艦の登場によって、西太平洋の米軍基地や施設が直面する脅威はさらに大きくなると述べた。

 「中国が、多軸攻撃を強化し、移動可能なプラットフォームを持つことで、米軍がグアムやおそらくハワイのような場所を防衛する任務は複雑化することになる」

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