トランプ陣営に女性捜査官「ハニーポット」潜入か FBIが捜査開始

(2025年2月28日)

2016年7月7日、ワシントンの連邦議会議事堂で、下院監視委員会で証言するジェームズ・コミーFBI長官(当時)。(AP Photo/J. Scott Applewhite, File)

By Kerry Picket – The Washington Times – Tuesday, February 25, 2025

 連邦捜査局(FBI)は、10年前にドナルド・トランプ大統領候補の陣営に2人の女性潜入捜査官「ハニーポット」を送り込んだ計画が誰の発案かについて捜査を開始した。

 極秘捜査は2015年にジェームズ・コミーFBI長官が開始したもので、昨年の下院司法委員会への内部告発で明らかになった。昨年10月にワシントン・タイムズが独占報道した。

 情報機関では、ハニーポットとは一般的に、標的から情報を得るために性的または恋愛的関心を装う潜入工作員(通常は女性)を指す。

 内部告発者によると、2人のFBIの女性潜入捜査官がトランプ氏の2016年の選挙戦の上層部に潜入した。2人はトランプ氏と陣営スタッフに同行し、「ハニーポット」として行動するよう指示されていたという。

 ワシントン・タイムズ紙は、現在、カシュ・パテル長官とダン・ボンジーノ副長官が率いるFBIが、コミー氏の指示を受けて潜入していた職員を捜していることを突き止めた。

FBIはコメントを拒否した。

 内部告発の内容をワシントン・タイムズが検証したところ、トランプ陣営がロシアと共謀していたのではないかという疑惑を巡る捜査「クロスファイア・ハリケーン」とは別のものだという。この疑惑は立証されていない。

 内部告発者によると、この極秘捜査はクロスファイア・ハリケーンより前に実施され、トランプ氏とそのスタッフを標的にしていた。

 トランプ氏が大統領選挙キャンペーンを開始したのは2015年6月16日で、FBIがクロスファイア・ハリケーンを開始する約1年前だった。

 この内部告発者は、コミー氏がトランプ氏に対する捜査を命じたこと、コミー氏が「個人的にそれを指示した」ことを「個人的に知っていた」という。

 捜査は特定の犯罪をターゲットにしているようには見えず、むしろトランプ氏に不利な情報を見つけるための、捜査官が言う「フィッシング(探りを入れること)」だった。

 内部告発者によれば、このおとり捜査は、司法省のマイケル・ホロウィッツ監察官には隠蔽されていた。

 内部告発者が暴露したところによれば、「この事件には根拠がなかったため、コミー氏はセンチネルなどのFBIシステムに公式の事件ファイルを作成することなく、個人的に捜査を指揮した。FBIには機密性の高い捜査を保護する複数の方法があるため、コミー氏には公式に捜査ファイルを作成したり、ファイル番号を付けたりしない正当な理由はなかった」

 内部告発によると、この極秘捜査は、FBIがトランプ氏に対して組織的な偏見を持っていた可能性があることを示唆しているが、「この捜査に関するいかなる情報もトランプ氏の刑事弁護人に引き渡されたようには見えない」。

 最終的に捜査は打ち切られたが、それは、ある大手新聞社が内部告発者1人の写真を入手し、公表しようとしたためだ。FBI報道局は、写真はFBIの内通者であり、公表すれば殺される可能性があるとこの新聞社に伝えている。

 この写真は実際は、FBI潜入捜査官だった。

 FBIの内部告発者は、潜入捜査官の1人がCIAへの異動に同意したため、証人として証言することはなくなったと述べている。

 もう1人の潜入捜査官は、この潜入捜査の報いとしてFBI内で昇進し、現在は主要支局の幹部となっている。

 内部告発をした職員は、FBIの1人または複数の職員が、2016年のトランプ陣営の潜入作戦に関わった他の人々を含め、この作戦について二度と口にせず、誰とも話さないよう指示されているのを目撃した。

 この内部告発を行ったFBI職員は、この指示を受けた職員に対する直接的な脅しと受け取っていた。

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