殺害されたC.カーク氏の妻、暗殺者を「許す」

(2025年9月23日)

亡き夫の保守活動家チャーリー・カークの追悼式で、スピーチの前に涙をぬぐうエリカ・カーク(2025年9月21日日曜日、アリゾナ州グレンデールのステート・ファーム・スタジアムにて)(AP Photo/John Locher)

By Jeff Mordock – The Washington Times – Sunday, September 21, 2025

 殺害された保守活動家チャーリー・カーク氏の妻エリカ・カークさんは21日、夫を殺害した男を許すと追悼式で述べ、人々を驚かせた。

 真っ白な服を着て涙をこらえていたエリカさんは、イエスが十字架で亡くなったとき、「父よ、彼らをお赦しください。彼らは自分が何をしているのか知らないのです」と祈ったことに触れた。

 「あの若者。私は彼を許します」と、カーク氏暗殺の容疑者について語った。

 「キリストはそうしました。チャーリーならそうすると思います。だから私は彼を許します。憎しみへの答えは憎しみではなく、愛です。私たちは福音からそれを知りました」

 ユタ州出身のタイラー・ロビンソン(22)容疑者は、カーク氏殺害の罪で起訴されている。当局によると、容疑者はカーク氏の発言を「憎悪に満ちている」と考え、保守派の象徴である彼を殺害したという。

 エリカさんはスピーチを始めると、大きなスタンディングオベーションを受けた。

 スタジアムに集まった約7万3000人、アリーナを埋め尽くした2万人以上の群衆に、「私のチャーリーをたたえ、祝うために世界中からここに集まった皆さんに神のご加護がありますように」と祈りをささげた。

 ティッシュペーパーで涙をぬぐいながら「『私はここにいます、主よ、私をお使いください』と言えば、神はあなたを召命してくださるでしょう。神はチャーリーにもそうしたのです」と述べた。

 追悼式の中でも特に衝撃的だったのは、エリカさんが「夫は死ぬ準備ができていた」と断言したことだ。

 「夫はどんなこともすぐに実行していました」

 「どんなに難しくても、大変でもです。…チャーリーは仕事を完成させずに亡くなりましたが、やり残したことは何もありません」と話すと、聴衆から拍手が沸き起こった。

 夫の宗教的信念については、「若い男性を救おうとしていました。自分の命を奪ったあの人もそのうちの一人です」と述べた。

 ユタ・バレー大学でのイベントで講演中、銃撃を受けて死亡したカーク氏が、数時間後にユタ州の病院に到着したときのことについて、殺害された夫の遺体を直接見るというのは「考えられないこと」だったと述べた。

 「私は夫の人生を終わらせた傷を見ました。私が感じたものは、皆さん誰もが感じることだと思います。衝撃、恐怖、こんなにも辛いのかと思いました」

 「こんなこともありました。彼は唇に微かな笑みを浮かべていて、重要なことを教えてくれました。この悲劇の中で、神からの大きな慈しみが、大きな愛が表れました」

 エリカさんが、夫の死に対する反応が「神の慈しみと神の愛」を明らかにしたと述べると、大きな拍手が沸き起こった。

 「チャーリーが暗殺されてから10日間、私たちは暴力を見ませんでした。暴動も見ませんでした」

 エリカさんは、聴衆に教会に行って祈るよう呼びかけた。男性たちに、妻を大切にするよう、女性たちには「貞淑」であるよう呼び掛けた。

ドラキュラの衣装を着た男性が、パートナーとルーマニアのブカレストで開催されたハロウィーン・フェスティバル「ウエストサイド・ハロ・フェスト」で自撮り写真を撮っている(2023年10月28日土曜日)。先週末、ブカレストの天使の島半島には数万人が集まり、共産主義体制崩壊以来、東欧諸国で最大規模のハロウィーン・フェスティバルとなった。(AP通信/ヴァディム・ギルダ撮影)

ハロウィーン衣装、今年の人気は中世の騎士、ドリー・パートン、「ゼルダの伝説」

(2026年10月04日)
2026年8月22日(土)、ニューヨークのバークレイズ・センター前で、インディアナ・フィーバー対ニューヨーク・リバティのWNBAバスケットボールの試合前に、トランスジェンダーの女子スポーツ選手に反対するデモ隊が集まった。(AP通信/アンジェリーナ・カツァニス撮影)

トランス女性が女子スポーツで金メダル大量獲得 議会でも公平性巡り議論

(2026年09月28日)
州選出のマーシー・カプトゥール下院議員(民主党)が、2022年12月9日、オハイオ州トレドでインタビューを受けている。(AP通信/カルロス・オソリオ撮影)

民主党議員が反トランスジェンダーに転換 LGBTQ団体が反発

(2026年09月25日)
2026年8月28日(金)、ワシントンD.C.のワシントン記念塔から見た米国議会議事堂。(AP通信/J・スコット・アップルホワイト撮影)

キルスイッチ、監視、開発停止 議会でAI規制案続々 合意に至らず

(2026年09月21日)
プリンストン大学のカトリック司祭であり、同大学のカトリック系キャンパス宗教団体であるアクィナス研究所の所長を務めるザカリー・スワンテック神父が、2025年5月15日(木)、ニュージャージー州プリンストンにある同大学の礼拝堂の側祭壇で行われたミサで聖体拝領の際に聖体を掲げている。(AP通信/ルイス・アンドレス・ヘナオ撮影)

大学でカトリックが復興か 改宗者が急増 一部の専門家は懐疑的

(2026年09月20日)
2019年11月29日、ドイツのエッセンで開催されたチューニングとモータースポーツのエッセン・モーターショーで、自動車部品で作られた金属製の頭部が人工知能(AI)を象徴している。国防情報局は、開発中の強力な新技術が戦争や平和につながる決定において人間の判断を迂回することを阻止するために設計された、新たな人工知能戦略の最終調整を行っている。(AP通信/マーティン・マイスナー撮影)

「2020年代末までにAIが人類を滅ぼす可能性」 AI研究者ら警告

(2026年09月17日)
JD・ヴァンス副大統領は、2026年9月14日(月)、メリーランド州アンドリュース統合基地で、エアフォースツーに搭乗する前に記者団に語った。(AP通信/マーク・シーフェルベイン撮影、プール提供)

IT大手のAI規制要請は「トロイの木馬」 バンス副大統領が警告

(2026年09月16日)
2024年9月8日、ニューヨークにある国立9.11記念博物館の反射池の一つに赤いバラが供えられた。(AP通信/テッド・シャフリー撮影)

9・11同時多発テロ25周年 説明に苦慮する教育現場

(2026年09月11日)
2026年8月19日(水)、ワシントンD.C.のワシントン記念塔から見た、ホワイトハウスの新舞踏室の建設工事が続く様子。(AP通信/アレックス・ブランドン撮影)

トランプ氏のホワイトハウス大宴会場計画が左派を激高させる理由

(2026年09月09日)

なぜ3000万人の米国人男性が独身なのか、その数はなぜ増え続けているのか

(2026年09月08日)
→その他のニュース