暴力を常套手段とする左派

(2026年5月2日)
民主党と政治的暴力に関するイラスト:リナス・ガルシス/ワシントン・タイムズ

民主党と政治的暴力に関するイラスト:リナス・ガルシス/ワシントン・タイムズ

By Editorial Board – The Washington Times – Monday, April 27, 2026

 ホワイトハウス記者会夕食会で発砲しようとして逮捕された男が教条的な左派だったと知って、あなたは驚いただろうか?

 コール・トーマス・アレンの犯行声明文は、最近の民主党大会の演説から写し取ったかのような内容だ。容疑者はトランプ政権の高官を標的にしていたほか、キリスト教徒を憎み、カリフォルニア州で開かれた「ノー・キングズ(王はいらない)」集会にも参加していた。

 彼の兄弟姉妹は、彼の急進化の傾向を懸念していた。

 トランプ大統領はこれで3度、暗殺未遂を生き延びたことになる。犯人たちは決して「マムズ・フォー・リバティ」(注:保守的な母親たちの政治団体)のメンバーではなかった。

 リベラル系メディアは、暴力はもっぱら右派から生じるものだと言いたがる。バイデン前大統領は、白人至上主義が米国にとって最大の脅威だと主張した。

 ユナイテッドヘルスケアのCEOブライアン・トンプソン殺害で起訴されたルイジ・マンジオーネ、チャーリー・カークの殺害犯とされる人物、2012年のファミリー・リサーチ・カウンシル襲撃事件の有罪判決を受けた男、2017年の議会野球試合の練習中に発砲した男、これらに共通するものは何か。いずれも筋金入りの左派である、あるいはそうであったという点だ。

 米国における政治的暴力の大半は左派から生じている。ブラック・ライブズ・マターやアンティファは、その最近の例にすぎない。

 さらにさかのぼれば、ベトナム戦争期にはニュー・レフト(新左翼)が大学キャンパスを混乱に陥れていた。

 ホワイトハウス記者会夕食会の後、大統領は「すべての米国人が心を新たにし、相違を平和的に解決する決意を持つべきだ」と呼び掛けた。

 だが、左派の個人や団体の中には、対立する相手に対して暴力を用いる固有の権利があると信じている者もいる。

 暴力はフランス革命にまでさかのぼる、左派の本質的要素である。ボルシェビキ政権下ロシアの銃殺隊、ドイツで国家社会主義が台頭する前の混乱、毛沢東の大躍進政策による虐殺、カンボジアのキリングフィールド、いずれも左派によって引き起こされた大量殺人の例である。

 左派の言説もまた暴力を助長する。著名な民主党議員がトランプ氏をアドルフ・ヒトラーになぞらえ、憲法を破壊しようとしていると非難することは、理性的な議論を促すものではない。

 もし民主党が中間選挙に勝利すれば、それは彼らの扇動的な言説への国民的承認を意味することになるだろう。

 有権者はこの点についてじっくり慎重に考える必要がある。11月の選挙で問われるのは、経済や外交政策だけではない。一方の側だけに利益をもたらす暴力の文化に終止符を打てるかどうかもまた問われることになるのだ。

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