シカゴでポケモン化石展開幕 日本国外で初

(2026年5月26日)

2019年5月2日、ニューヨークのタイムズスクエアにあるミリタリー・アイランドで開催された映画『名探偵ピカチュウ』のプレミア上映会に、ピカチュウのコスチュームを着た人物が出席した。(写真:Evan Agostini/Invision/AP、ファイル写真)

By Brad Matthews – The Washington Times – Saturday, May 23, 2026

 【シカゴ】企画展「ポケモン化石博物館」が22日、米シカゴのフィールド自然史博物館で開幕した。ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場する化石ポケモンの像と、本物の化石を同時展示する。

 日本国外で開催されるのは今回が初めてで、同館での展示は2025年5月に発表された。ポケモン公式サイトによると、2027年4月11日まで。

 企画にはポケモン社とフィールド博物館に加え、日本の国立科学博物館も協力している。展示は2021年に日本で始まり、2026年4月まで全国を巡回した。

 会場では、フィールド博物館所蔵の化石標本も展示される。これには「スー」の愛称で知られるティラノサウルスの全身骨格や、現生鳥類の初期の祖先の一つとして知られる古代の羽毛恐竜「始祖鳥」の化石が含まれる。

 フィールド博物館の魚類・初期四肢動物担当の学芸員補佐アージャン・マン氏はABCニュースに、「これは古生物学と化石を巡る自然史全体を網羅する展示だ。あらゆる種類の化石の再現物が含まれ、琥珀も展示される」と語った。

 また、1996年から2025年までに発売されたゲーム9世代に登場する化石ポケモンの実物大レプリカも展示される。展示では、ポケモンと実際の化石を区別するため色分けが施されている。

 フィールド博物館の展示担当アナスタシア・デマイオ氏はシカゴ・トリビューン紙に、「すべて色分けされている。1つの色はポケモン、もう1つは現実世界の化石を示している。その表示は展示全体を通して行われ、混同が起きないよう説明文も明確に分けている」と説明した。

 ゲーム内では、プレーヤーは化石を発掘し、それを復元して古代生物を蘇らせることができる。三葉虫やアンモナイト、翼竜、ティラノサウルス、始祖鳥などをモデルにしたポケモンだ。

 フィールド博物館の展示部門責任者ヤープ・ホーフストラーテン氏は2025年5月の発表文で、「29年以上にわたり、ポケモンブランドは世界中のファンに愛され、多くの象徴的なポケモンやその世界観への好奇心を刺激してきた。ポケモン化石博物館は、来場者が好きなポケモンについて新たな発見をしながら、科学への入り口を得るきっかけになるだろう」と語った。

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