米で広がるドラッグイベントへの抗議、子供の入場禁止も

(2022年12月25日)

2022年7月28日、アラスカ州アンカレッジのカフェシート・ボニートで行われた模擬選挙で、ドラッグクイーンのデラ・ローズが出演し、人々がドラッグパフォーマーのパフォーマンスをランク付けしている。いくつかの団体が、アラスカの人々に、来るべき連邦下院特別選挙で使用される順位選択投票について、さまざまな方法を用いて教えている。(AP Photo/Mark Thiessen)

By Sean Salai – The Washington Times – Wednesday, December 21, 2022

 ミズーリ州セントルイス郊外のコンサート会場では、全年齢対象のクリスマス・ドラッグショー(ドラッグクイーンと呼ばれる主にゲイのパフォーマーが派手なメークと女装で激しく踊るショー)への子供の入場を禁止した。州レベルでも、(異性の服装を身に着ける)クロスドレッシングの公然陳列を規制する動きがある。

 ミズーリ州チェスターフィールドにあるイベント会場「ザ・ファクトリー」は、「ドラッグクイーン・クリスマス」の開始数時間前に、18歳未満のチケット所有者の入場を認めないと発表した。この公演は、リアリティー番組「ルポールのドラッグレース」の出演者と共に18州をツアーしている。

 「チェスターフィールド市では、特に条例を定めている。未成年者を保護し、未成年者がある種の性的指向エンターテインメントなどに触れさせるのを禁じている」。チェスターフィールド市のボブ・ネーション市長は21日、地元テレビ局KMOVにこう語った。

 今回のキャンセルは、この公演やその他の「家族向け」と称するドラッグショーへの反発が高まる中で起きた。反対派は幼い子供たちを性的に誘惑するものだと主張している。

 反中傷ゲイ・レズビアン同盟(GLAAD)が16日に報告したところによると、「家族向け」と宣伝するドラッグ・イベントは今年、47州で141件の抗議活動を引き起こしたという。

 セントルイス郊外では、市長が抗議活動を抑えるために警察を派遣するとともに、チケットを購入した子供には主催者が返金すると発表した。

 ミズーリ州のLGBTQ擁護団体PROMOは、市長の決定に不満を表明した。

 「ドラッグクイーン・クリスマス」に対する抗議活動が今週、全米に広がったのは、テキサス州オースティンで最近行われた公演の動画がソーシャルメディア上で炎上したためだ。

 公演の様子を撮影したのは、独立系保守派ジャーナリストのテイラー・ハンセン氏。公演では、ヌードの体の模型や疑似性行為の演出があった。出演者の一人は「赤い乳首のトナカイ」と名乗っていた。

 保守派団体「新寛容キャンペーン」のグレゴリー・アンジェロ代表は、オースティンの公演に子供がいたことが抗議の理由を強めていると指摘した。

 「私自身も同性愛者だが、LGBT権利擁護派が子供向けドラッグショーというアイデアに固執しているように見えることに当惑している」。LGBT団体「ログ・キャビン・リパブリカンズ」の元代表であるアンジェロ氏はこう語った。「人々がいったん立ち止まり、現実的影響を伴う問題に集中すれば、世界の終わりにもLGBT権利運動の終わりにもならないだろう」

 GLAADによると、今年発生した家族向けドラッグイベントに対する抗議活動のうち、20件以上は「ドラッグクイーン・クリスマス」に対する反発が始まったテキサス州で起きている。

 アリゾナ、フロリダ、アイダホ、ミシガン、モンタナ、テネシー、テキサス各州の議員たちは、抗議活動を受けて子供向けドラッグショーを禁止する法案を提出または検討している。

 テキサス州の複数の州議会議員は、「ドラッグ税」を導入し、ドラッグショーを主催する施設を「性風俗関連ビジネス」に再分類することを提案している。

 この分類は、施設に入場するすべての客に税金を課すもので、現在は成人向け娯楽施設にのみ適用されている。

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