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トランプ氏暗殺未遂1カ月 残る重大な疑問

(2024年8月17日)
 なぜトーマス・マシュー・クルックス容疑者は7月13日にドナルド・トランプ前大統領を暗殺しようとしたのか。なぜシークレットサービス(大統領警護隊)は彼が発砲した屋根に目を向けなかったのか。
 これらの疑問は、ペンシルベニア州バトラーでのトランプ氏の集会での暗殺未遂から1カ月たっても未解決のままだ。事件は国民に衝撃を与え、いくつもの捜査が進められている。 →続き

五輪に性別検査復活を ボクシング金メダリスト巡り議論沸騰

(2024年8月16日)
 国際オリンピック委員会(IOC)は1996年以来、女子選手の性別検査を行っていない。しかし、2024年パリ五輪で金メダルを獲得した2人のボクシング選手の性別を巡って議論がわき起こったことから、一部の女性から、(頬の内側の粘膜から検体を採取する)チークスワブの復活を求める声が上がっている。
 アルジェリアのイマヌ・ヘリフと台湾の林郁●(女偏に亭)は、昨年の女子世界選手権で性別検査で不合格となり失格となった。にもかかわらず、IOCから出場許可を得て、五輪に女子枠で出場したことで、性別検査の再開を求める声が高まった。 →続き

長時間の動画視聴は幼児の情緒に悪影響-研究

(2024年8月15日)
 タブレットで動画を見る幼児は、視聴時間が長くなるにつれて、就寝時に機嫌を損ねる傾向が強くなるという研究結果が発表された。
 6人の研究者が、カナダのノバスコシア州の就学前の子供を持つ315人の親を対象に、2020年から2022年にかけて毎年調査を行った。3歳半、4歳半、5歳半の子供のiPad(アイパッド)、タブレット、リープパッド、iTouchでの動画視聴を追跡調査した。 →続き

ラテン系有力団体がハリス氏支持を表明

(2024年8月13日)
 米国で最も古く、最大のラテンアメリカ市民連合(LULAC)は、大統領候補を支持しないという95年来の慣例を捨て、カマラ・ハリス副大統領支持を表明した。
 LULACの指導者らは、10日にラスベガスで開催されるハリス副大統領と副大統領候補のティム・ワルツ・ミネソタ州知事との選挙イベントに出席する。 →続き

トランプ氏銃撃の写真が人気 グッズの売れ行き好調

(2024年8月13日)
 【ハリスバーグ(ペンシルベニア州)】トランプ前大統領のこれまでの選挙集会では支持者の多くが、赤いMAGA(「米国を再び偉大に」)ぼうしや顔写真入りTシャツを身につけていたが、2024年選挙戦に欠かせないグッズとして、トランプ氏が銃撃を受けた後に拳を振り上げた写真が大人気だ。
 血まみれで、強気のトランプ氏が拳を振り上げ、背景に米国旗がはためく写真は、衣類、旗、マグカップなど、写真が印刷できるものなら何にでも使われている。 →続き

中国、核先制不使用を呼び掛け 米国は非現実的と拒否

(2024年8月12日)
 中国は7月、「核先制不使用」政策を採用するようすべての国に呼びかける提案を国連に提出したが、これは米国にとっては現実的ではない。
 国務省のある高官は本コラム「インサイド・ザ・リング」に、中国の大規模な核兵器増強と米国からの軍備を巡る協議への参加呼び掛けの拒否を考えれば、先制不使用政策は受け入れられないだろうと述べた。 →続き