DACA違法判決受け、不法移民保護を急ぐ民主党
(2021年7月23日)

Homeland Security Secretary Alejandro Mayorkas talks to the media, Friday, June 25, 2021, after he and Vice President Kamala Harris toured of the U.S. Customs and Border Protection Central Processing Center in El Paso, Texas. (AP Photo/Jacquelyn Martin)
幼少時に親に連れられるなどして不法入国した若者を強制退去対象から外す救済措置「DACA」に対する連邦判事の判決を受けて、措置の対象となる「ドリーマー」に恒久的な法的解決策を与えようとする議会の動きが慌しくなっているが、この判決によっても依然、過去10年間のあらゆる試みを阻んできた深い溝を克服することはできていない。
アンドリュー・ハネン判事は16日午後に発表した意見で、2012年にオバマ政権が定めたこの措置は、あまりにもずさんで、法的には維持できないと指摘、大きな波紋を呼んだ。
ハネン判事は、DACA申請の承認を停止するが、すでにこの措置の適用を受けている61万5000人超の人々の資格は維持すると述べた。
これにより、DACAは、トランプ政権時代のほとんどの時期と同じ状況に戻り、連邦議会議員らは対応に追われている。
移民権利活動家らは、DACAの代替案を、現在政界を支配している民主党が通過させなければならない優先事項だと宣言している。
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