地名変更で歴史の書き換えを目論む米リベラル勢力
(2021年8月1日)

米民主党議員とデブ・ハーランド内務長官は、1000以上の川や山、その他の場所の名称を変更したいと考えているが、これらの地名は人種差別的だというのがその理由だ。
エリザベス・ウォーレン民主党上院議員(マサチューセッツ州選出)とアル・グリーン同党下院議員(テキサス州選出)がそれぞれ先週提出した法案も、「人種的に不快な考え方を持っていた」か「人種的少数派に対して不正義を行った」人物をたたえる地名を取り除くというものだ。
「全ての人の自由と正義を追求する国において、たとえ地理上であっても人種差別は許されない」。グリーン氏はこう主張している。
議員たちは対象とする地名のリストを出していない。コロラド州のコロンブス山など、クリストファー・コロンブスにちなんだ地名はリストに載る可能性がある。大西洋を横断した探検家コロンブスに対し、先住民への虐待を理由に不正義を行ったと批判する人々がいるからだ。
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