トランスジェンダーから裸の検査を受けたイスラム教徒の受刑者が提訴
(2021年10月4日)

米ウィスコンシン州の男性刑務所で、トランスジェンダーの刑務官から裸の検査を受けたイスラム教徒の受刑者が、信仰や信教の自由が侵害されたとして連邦裁判所に訴訟を起こしている。
シカゴの第7高裁で9月22日、3人の判事による審理が行われた。判決はまだ出ていない。
受刑者の権利やLGBT(性的少数者)の権利に詳しい複数の専門家がワシントン・タイムズ紙に語ったところでは、この裁判は憲法や刑務所に関する法律に影響を与える可能性があるという。
グリーンベイ矯正施設のルフス・ウエスト受刑者(50)の訴えによると、アイザック・バール刑務官が2016年に同受刑者への裸の検査を担当したことは、州の規則やシャリア(イスラム法)に反するものだとしている。同受刑者の苦情に対し、職員はそれに慣れろと言ったという。
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