黒人有権者は「警察予算打ち切り」要求を拒否

(2021年11月1日)

2020年8月10日(月)、シアトル市庁舎前の4番街を封鎖し、シアトル警察の削減の可能性を含む月曜日のシアトル市議会の予算委員会の投票を聞く抗議者たち。1年後、「警察の資金削減」の動きが強いリベラルな都市の多くの黒人有権者は、公共の安全への懸念を理由に、このアイデアに反発している。(Erika Schultz/The Seattle Times via AP)


 昨年、人種差別への抗議で暴動が起きた時、マーケス・ウォレンさんのシアトルの自宅には深夜の電話がかかってきた。この電話によって、ウォレンさんは「警察予算打ち切り」の考え方に反対するようになった。  

 電話は、ウォレンさんがシアトル中心街で経営する酒屋に設置された警報機の会社からだった。何者かが不法侵入しようとしているとの通報だった。  

 ジョージ・フロイドさん殺害に対する破壊的な抗議活動の中で、店内に押し入ろうとする者たちが厚板ガラスの窓を何度も強打するのをセンサーが探知したのだ。警察への通報を希望するかと尋ねてきた警備会社に対し、ウォレンさんは「そうしてくれ」と即答した。  

 数分後、警備会社から再び電話がかかってきた。「彼らが伝えてきたのは基本的に、警察は対応しないと言っている、ということだった」。ウォレンさんはインタビューでこう振り返った。  

 
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