サプライチェーンの混乱、中国のコスト上昇で製造業の仕事が米国に「リショアリング」される

(2021年12月31日)

2021年12月16日(木)、マイアミのPortMiamiを出発するコンテナを運ぶトラック。2021年を通してインフレの懸念が高まっている。原材料費の高騰やサプライチェーンの問題により、企業の総コストが上昇しており、企業はその影響を相殺するために商品の価格を引き上げている。(AP Photo/Rebecca Blackwell)


 サプライチェーン(供給網)危機と新型コロンウイルスの感染拡大によって、イリノイ州ノースブルックにあるメーカー、アクメ・アライアンスの幹部が20年来強調してきた経済的な根本原理が裏付けられた。この原理とは、顧客の近くに事業と雇用を維持することだ。

 自動車、大型トラック、農業機械用のアルミダイキャスト部品のカスタム仕上げメーカーであるアクメは、過去5年間の米国での売上高の20%が米国に戻ってきたと推定している。

 アクメのマウリ・ザッカレリ・メンデス社長はインタビューで、「私たちは顧客に、地元で調達することが最善の戦略だと言い続けている。在庫を減らし、品質を向上させ、移動にかかるコストを大幅に削減できる。新型コロナの問題や、世界中で起きている物流の問題を経て、ようやく、それが非常に理にかなっていることに気づいた」と述べた。

 他の企業もアクメの例に倣うようになってきている。アナリストによれば、中国でのビジネスコストの上昇は、米国に雇用を戻すことをより魅力的にしている。

 
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