ナンシー・ペロシ氏息子に詐欺・贈収賄への関与疑惑
By Mica Soellner – The Washington Times – Tuesday, February 1, 2022
ナンシー・ペロシ下院議長の息子が、連邦捜査局(FBI)が捜査していた詐欺・贈収賄事件に関係した疑惑が持ち上がっている。事件の捜査の中心となった施設の所有者であったことが文書で明らかになった。
デイリー・メール紙によると、ポール・ペロシ・ジュニア氏(53)は、「ザ・ピット」として知られる簡易宿泊所の所有者であり、ここで行われている活動に対して「法的および金銭的な責任」を負っていたことを示す書類に署名していた。
ペロシ議長の事務所からはコメントを得られなかった。ペロシ氏の事務所も、この件に関するコメントには応じていない。
これに先立ち、不動産計画について口止め料を受け取ったとされるサンフランシスコ市職員が詐欺罪で起訴されたと報道されていた。
サンフランシスコの(建築許可申請を代行する)パーミットエキスペダイター、ロドリゴ・サントス氏は、市の許可証と引き換えに顧客が地元のラグビークラブに数千ドルを寄付するよう手配したと検察当局が主張し、昨年11月に起訴された。
このラグビークラブは、同じく詐欺罪で起訴された建築検査官バーニー・カラン氏のお気に入りの非営利団体で、サントス氏は以前、サンフランシスコ建築物検査委員会の会長も務めていた。
カラン氏もサントス氏も不正行為を否定しており、4日に出廷する予定。
報道によると、ペロシ氏と少なくとも3人の共犯者は、起訴に至った5年間の捜査の中でFBIの事情聴取を受けたという。
この計画の一部には、ペロシ氏が所有する簡易宿泊所の建築許可違反をもみ消す計画が含まれていたとされている。
ペロシ氏が関与し、FBIが捜査した事件は、この詐欺事件で6件目であることが今月に入ってからの報道で明らかになっている。