米民主党は新しい大統領候補を望んでいる

(2022年7月19日)

2022年7月8日(金)、ワシントンのホワイトハウスのルーズベルトルームで行われたイベントで、中絶アクセスについて話すジョー・バイデン大統領。左側でカマラ・ハリス副大統領が見守る。(AP Photo/Evan Vucci)

By Dave Boyer – The Washington Times – Monday, July 11, 2022

 今週、バイデン氏の大統領職は事実上終わりを告げるかもしれない。

 リベラルなニューヨーク・タイムズ紙が11日に公表した世論調査結果によると、民主党支持者の3分の2近くが、バイデン氏以外なら誰でもいいから他の人に2024年の同党大統領候補として出馬してほしいと考えていることが分かった。

 これは保守系団体の世論調査でもなければ、ブレイトバートのような保守系メディアが報じたものでもない。米国で最もリベラルなニュースメディアの一つに語った、バイデン氏の党の64%の意見である。

 この壊滅的な世論調査が発表された数時間後、大統領はホワイトハウスの南庭で招待客に限定した祝賀会を開き、銃規制に関する実績を誇示しようとした。

 そこで何が起きたのか。バイデン氏は、米国で最も安全で、最も演出された政治的空間の一つであるはずの場所で、招待客の一人から罵声を浴びせられたのだ。

 罵声を浴びせたのは、18年にフロリダ州パークランドで起きた学校銃乱射事件で死亡した生徒の父親、マニュエル・オリバー氏だった。オリバー氏は演説中に立ち上がり、大統領に対して怒鳴ったのだ。銃規制でもっと厳格な行動を取るよう抗議した。

 「もっとやらなければならない!」。オリバー氏は大統領に向かって叫んだ。

 バイデン氏は、まるで自分のひどい支持率をさらに下げることを望んでいるかのように反応した。同氏は殺された生徒の父親に大声で言った。「座れ!」と。父親は17歳の息子、ジョアキンさんの写真がプリントされたTシャツに着ていた。

 バイデン氏もテレビ映りが悪いことを悟ったのだろう。すぐに口調を変えた。警備員がオリバー氏を退出させようとした時、「彼に話をさせよう」と語った。

 ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、大統領がイベント前にオリバー氏と会い、「喪失感がどれほどのものか理解している」と伝えたことを明らかにした。

 「われわれの心は、深い深い喪失に苦しむマニュエル・オリバーさんと共にある。大統領はもっと多くのことをする必要があることに同意している」と、ジャンピエール氏は述べた。

 ニューヨーク・タイムズ紙とシエナ大学の世論調査によると、大統領の支持率は33%だった。バイデン氏の支持率は、1期目のこの時点としては76年ぶりの低水準に沈んでいる。訂正しなければならない。「1期目」ではなく、バイデン氏の「唯一の任期」だ。

 世論調査結果は、「米国の隅々、あらゆる年齢層、人種グループ、都市部、郊外、地方、そして両政党に至るまで、悲観的な感覚が広がっている」ことを挙げている。

 民主党の有権者のうち、24年にバイデン氏を大統領候補として再指名すべきと答えたのは26%にすぎなかった。30歳以下の民主党支持者では、94%がバイデン氏の再指名を望んでいないことが分かった。この年齢層では、わずか5%しかバイデン氏の再出馬を望んでいない。

 「ここには多くの悲痛な数字が並んでいる」。オバマ元大統領の顧問だったデービッド・アクセルロッド氏は、こうツイートした。アクセルロッド氏が世論調査結果に慰めを見いだすのは、大統領の政党の3分2がバイデン氏の再出馬を望んでいないにもかかわらず、24年大統領選の仮想対決ではバイデン氏がまだトランプ前大統領を3ポイントリードしていることだ。

 共和党のアンディ・ビッグス下院議員(アリゾナ州選出)は「ニューヨーク・タイムズ紙はもうスリーピー・ジョー(寝ぼけたジョー)がいらないようだ。米国にはもっと良いリーダーが必要だ」とツイートした。

2021年9月12日(日)、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地から地上配備型迎撃ミサイルが発射された。(AP通信/マット・ハートマン)

宇宙に迎撃ミサイル配備 米軍が計画初公表

(2026年04月28日)
エネルギーを大量に消費するデータセンターは、米国経済の基盤となりつつあり、信頼性の高い電力供給と効率的なインフラ整備が、国際競争力にとって極めて重要となっている。(写真:マット・ガッシュ Shutterstock.com)

宇宙にデータセンター? AI活用拡大で現実味

(2026年04月27日)

相次ぐ大学閉校 トランプ政権下で高等教育の縮小加速へ

(2026年04月26日)

トーマス判事、進歩主義の危険性に警鐘

(2026年04月26日)

トランプ氏、歴史的聖書朗読マラソンに参加へ

(2026年04月22日)

AI「セラピスト」は効果的―研究 メンタルヘルス専門家は懐疑的

(2026年04月20日)

トランプ氏と教皇レオ14世、イラン戦争巡り対立激化

(2026年04月19日)

ミス・アメリカ、出場者は「生まれつきの女性」だけ 批判受け応募資格を変更

(2026年04月17日)

技術の進化とともに低下する学力 古典教育に立ち返るべし-キャスリーン・オトゥール

(2026年04月14日)

Z世代はAIに懐疑的 学習能力の低下懸念

(2026年04月13日)
→その他のニュース