共和党の上院議員候補、バイデン氏は「民主主義への最大の脅威」

(2022年11月9日)

2022年11月3日(木)、ジョージア州スマーナでの選挙活動中に演説する共和党上院議員候補ハーシェル・ウォーカー氏。(AP Photo/Todd Kirkland)

By Ramsey Touchberry – The Washington Times – Sunday, November 6, 2022

 ジョージア州共和党上院議員候補のハーシェル・ウォーカー氏は6日、バイデン大統領は「民主主義にとって最大の脅威」だと述べた。バイデン氏は8日の中間選挙の数日前、プライムタイムの演説で、同様の表現でトランプ前大統領を非難していた。

 バイデン氏は、民主主義が「脅威にさらされている」と警告、「今年の投票」は有権者を投票所に向かわせて、極右候補に反対させるためのものだと述べていた。

 ウォーカー氏はFOXニュースの司会者マリア・バーティロモ氏に「民主主義への最大の脅威について話している大統領がいるが、共和党の大統領を選出することを差しているようだ。だが、私の話を聞いてほしい。そう言っている人こそが民主主義への最大の脅威だ」と述べた。

 「民主主義に対する最大の脅威は、今、民主党がこの国を率いていることだ。なぜなら、彼らはこの国を間違った方向へ導いているように見えるからだ。そして、米国はそれを見ているし、それを知っていると思う」

 トランプ氏の支持を受けるウォーカー氏は、民主党のラファエル・ウォーノック上院議員との間で、現在50対50の上院の支配権を左右しかねない選挙戦を繰り広げている。

 この選挙戦は、接戦であること、さらにはウォーカー氏がプロライフ(中絶反対派)の立場を取っているにもかかわらず、2人の女性の中絶の費用を支払ったとされていることから、全米の注目を浴びている。ウォーカー氏はこの疑惑を否定している。

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