共和党支持者、現党指導部に嫌気 強いリーダー求める
By Jennifer Harper – The Washington Times – Tuesday, November 22, 2022
共和党支持者らは、中間選挙での共和党の成績が芳しくなかったことにも、党幹部らにもうんざりしているようだ。共和党の政策を支持しているのは確かだが、権力の中枢にいる幹部らへの思いは冷めている。非営利団体コンベンション・オブ・ステイツ・アクションとトラファルガー・グループが共同で実施した調査から明らかになった。
コンベンション・オブ・ステイツ・アクションのマーク・メックラー会長は本コラム「インサイド・ザ・ベルトウェー」に寄せた声明で、「選挙前から、共和党支持者が党の政策を支持しながらも、幹部には疑念を抱いているという世論調査はあったが、中間選挙での共和党候補の不振で、その疑念はさらに深まったようだ」と述べている。
「ケビン・マッカーシー下院議員が下院議長に就任しようとしているが、有権者、特に共和党支持者や無党派層が、過去何回かの選挙で続いたステレオタイプで劣悪な行動ではなく、共和党からもっと強いリーダーが現れることを求めていることは明らかだ」
「マッカーシー氏は議長になるだろうが、米国民、特に無党派層と、世論調査でこの問題について同じような回答をした共和党員の信頼と支持を集めたいなら、成果を挙げなければならない」
前述の世論調査で、全体の72%の有権者が共和党には「新しい指導部が必要」と考えており、9%が「新しい指導部は必要ない」、19%が「よく分からない」と回答している。
だが、これだけでは終わらない。この調査では、共和党支持者、無党派層ともに73%が、共和党はイメージを刷新すべきだと考え、民主党支持者でも68%がそう考えていることも明らかになった。
トラファルガー・グループの世論調査は、1084人の「本選で投票したとみられる有権者」を対象に、11月16日~20日に実施された。