混乱する国内情勢はトランプ氏に有利
(2024年10月6日)
By Jennifer Harper – The Washington Times – Thursday, October 3, 2024
騒々しい報道、政治的混乱、いら立つ国民-これらは必ず選挙戦に影響を与える。
政治コンサルタントで選挙戦略家のルイス・ペロン氏は「米国は、国境危機、ハリケーンによる死者と被害、増加する犯罪、インフレの高騰など、数々の混沌に直面している」と訴える。同氏は今年、著書「現職を打ち負かせ:選挙に勝つための実証済みの戦略と戦術」(ラディウス・ブック・グループ)を出版した。
氏によれば、ドナルド・トランプ前大統領は、再選への選挙戦で、この混乱から恩恵を受ける可能性があるという。
ペロン氏はワシントン・タイムズに「一般的に言えば、この状況はトランプ氏に有利に働く」と語った。
「全体的に混乱しているという感覚があり、国民は国が間違った方向に進んでいると考えている。その恩恵を受けるためには、トランプ氏はより規律正しいメッセンジャーと候補者になる必要がある」
一方でペロン氏は「自然災害は通常、現職にとって有利に働く。私はこの本でそれについて書いている。ルールははっきりしている。緊急予算を出し、支援は現地で目撃され、後方支援をすることになる。これが、2012年にバラク・オバマを助けたことは間違いない」とも指摘している。