オカシオコルテス下院議員、エマニュエル氏の大使指名は「恥ずべき」
By Jeff Mordock – The Washington Times – Wednesday, September 1, 2021
アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員は、バイデン大統領が次期駐日大使にラーム・エマニュエル前シカゴ市長を指名したことを非難し、「深く恥ずべき」選択だとして上院で否決するよう求めた。
ニューヨーク州選出の民主党議員、オカシオコルテス氏は、オバマ大統領の初代首席補佐官でもあったエマニュエル氏がシカゴ市長時代に、警察官から16発の銃弾を受けたシカゴの10代の若者、ラクアン・マクドナルドさんの死を「隠蔽」したと非難した。
エマニュエル氏は、2014年10月にマクドナルドさんが射殺された際の警察のビデオを隠していたが、1年以上たって連邦判事が公開を命じ、市がビデオを隠していたことは記録法に違反すると判断した。
中道派の民主党員で、オバマ政権時代にバイデン氏と親交があったエマニュエル氏は、不正を否定している。
このビデオは、マクドナルドさんが銃撃を受けた際、警察を脅していたという警察官の報告とは明らかに矛盾している。マクドナルドさんを射殺したシカゴの元警官、ジェイソン・バン・ダイクは、第二級殺人罪で有罪判決を受け、市はマクドナルドさんの遺族と500万ドルの和解を成立させた。
オカシオコルテス氏は、このような不祥事を起こしたエマニュエル氏に「公的な信頼を得るべき地位に就く資格はない」と述べた。
「バイデン政権がエマニュエル氏に大使職を与えようとしていることは、恥ずべきことであり、私たちが国内および世界で維持しようとしている価値観を裏切るものだ。私は上院がエマニュエル氏の承認に反対することを強く望む」
バイデン氏は、8月20日にエマニュエル氏(61歳)をこの微妙な外交ポストに正式に指名した。