サンダース氏系団体が民主党を非難、中間選挙での敗北を警告

(2022年7月2日)

2022年6月13日月曜日、ボストンのエドワード・M・ケネディ研究所で行われたFox News主催の討論会で、左から、バーニー・サンダース上院議員(I-Vt)とリンゼイ・グラハム上院議員(RS)が発言、超党派主義は死んでいないことを証明しようとするもの。(AP写真/Josh Reynolds)

By Mica Soellner – The Washington Times – Monday, June 27, 2022

 バーニー・サンダース上院議員の2016年の大統領選出馬時に発足した進歩的な組織は、民主党がリベラルな現職議員や対抗馬を支持しなければ、11月の中間選挙で大敗北を喫すると警告した。

 「アウア・レボルーション(私たちの革命)」は資金調達のための電子メールで、民主党が中間選挙で「台頭するファシスト運動」に権力を譲る危険性があると述べ、ナンシー・ペロシ下院議長やジェームズ・クライバーン幹事を非難した。

 「ペロシ氏やクライバーン氏のような『穏健派』は、われわれのコミュニティーを大切にする進歩的な人々を支援するのではなく、われわれと戦い、ヘンリー・クエラー氏のような腐敗した右翼の恐竜を再選させるために尽力している」

 このメールはまた、バーモント州の無所属議員、サンダース氏のツイートを引用した。このツイートでサンダース氏は、極左候補へのクエラー氏の勝利を祝う民主党指導部と「巨額の資金を持つスーパーPAC」を批判している。

 サンダース氏は「なぜ党に草の根のエネルギーがなく、民主党が11月に問題を抱えることになるのか、これで分かっただろう」と書き込んだ。

 このメールは、22日に最高裁がロー対ウェイド判決を覆し、何十もの州で中絶の権利を後退させた後にも送られてきた。

 民主党は今回の中間選挙で、中絶の権利についてキャンペーンを張ることが予想される。

 一方、共和党は、リベラル派からの反発が予想される中、この判決を勝利と称えている。

 下院共和党院内総務ケビン・マッカーシー氏は「最高裁は極左の暴徒の妨害を受けなかった。最高裁判事に対する暴力の脅威もなかったし、プロライフ(中絶反対派)は怒りの一夜を計画していない」と述べた。

司法の政治利用やめよ 最高裁、トランプ氏の免責審理

(2024年04月28日)

ケネディ氏は「コントロール不能」、第3の候補に「夜も眠れず」-民主・共和両陣営選挙責任者

(2024年04月26日)

LGBTへの保護を強化、バイデン政権が教育改正法見直し

(2024年04月24日)

陪審員12人選任へ-トランプ氏公判、出廷で行動制限も

(2024年04月19日)

トランプ氏の支持率は上昇 裁判めぐり義理の娘

(2024年04月17日)

トランプ氏、中絶の全国規制に反対 民主党の選挙戦術に対抗

(2024年04月10日)

移民問題がトランプ氏に追い風、女性票獲得へ

(2024年04月08日)

ウィスコンシン州 行方左右-バイデン、トランプ氏再戦へ

(2024年04月04日)

オバマ夫人と対決でもトランプ氏が勝つ―世論調査

(2024年04月02日)

ヘイリー氏支持者取り込み狙うバイデン陣営

(2024年04月01日)
→その他のニュース