イーロン・マスク氏、ツイッターの偽アカウント情報入手へ

(2022年8月20日)

2020年3月9日、ワシントンで開催されたSATELLITE Conference and Exhibitionで講演するTesla and SpaceXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)。(AP写真/スーザン・ウォルシュ、ファイル)

By Ryan Lovelace – The Washington Times – Tuesday, August 16, 2022

 テスラとスペースXのCEO、イーロン・マスク氏は、ソーシャルメディア企業ツイッターの買収交渉を停滞させる原因となっていた偽アカウントの数に関するデータの入手に近づいている。

 報道によると、マスク氏はまもなく、ツイッターの元幹部で消費者向け製品のゼネラルマネジャーだったケイボン・ベイクプール氏から文書を手に入れる可能性がある。

 ロイター通信によると、デラウェア州裁判所は15日、ツイッターに対し、ベイクプール氏から文書を収集、検討、提出するよう命じたという。

 マスク氏が買収を試みた後の5月、ベイクプール氏は退社へと追いやられた。

 ツイッターは440億ドルの買収から手を引こうとしたマスク氏を提訴した。スパムや偽アカウントの量の把握に関わるベイクプール氏の取り組みが、マスク氏の裁判の重要な部分を占めている。

 マスク氏は、買収交渉からの撤退について、偽アカウントの数の問題に触れていた。マスク氏は今月初め、ツイッターのパラグ・アグラワルCEOに、ツイッター上の偽アカウントの数について公開討論を持ちかけた。

 ツイッターは16日、コメントの要請にすぐには応じなかった。

 マスク氏とツイッターの裁判は、デラウェア州の裁判所で10月に行われる。

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