ポリシー


下院共和党、エネルギー法案を可決へ

(2023年4月6日)
 下院共和党は、民主党議員の支持を得て、大規模なエネルギー法案を可決しようとしている。これによって、上院民主党とバイデン大統領に対する影響力は強まると共和党議員らは述べている。
 下院は30日に「エネルギーコスト低減法案」を可決する見込みだ。この法案はHR1と呼ばれ、長年共和党が優先してきた数十の項目を含む広範囲な法案で、化石燃料生産の促進や新規プロジェクトの迅速な承認により家庭のエネルギーコストを低減させることを目的としている。 →続き

ロシアの原油離れ欧州で加速、米国へのシフト進む

(2023年4月2日)
 ロシアのウクライナ侵攻を受けて、欧州の米国産原油へのシフトが進んでいる。侵攻に制裁を科す欧米に対してロシアは、エネルギー大国としての地位を武器に対抗しようとしたが、思うように進んでいないようだ。
 ロシア政府の最新の発表によると、原油需要減のため6月まで生産量を5%削減する。報道によると、今年初めの2カ月間のエネルギー販売による政府収入は、前年の同時期の半分、歳出はウクライナ侵攻で50%増加している。 →続き

人工知能開発者と規制当局者の分かれ道

(2023年3月29日)
 オピニオン:人口知能チャットボット「ChatGPT」の最新かつ広範なアップグレード版となった「GPT-4」について、人工知能分野の研究者や実務家は今月、それがオープンソースでなくなったことを発見し、不安に襲われている。この方針のおかげで、この分野の技術革新が窒息しかねないからだ。
 開発者のOpenAI社は設立趣旨に書きこみ、連携を確約していたはずなのに、同社の「ChatGPT」の秘密コードを隠した形なので、新しい「GPT-4」についての安全性、正確さや、最近ユーザーから提起されたバイアスへの懸念などに対処している、とのOpenAI側の主張を、第三者側が検証できなくしてしまった。 →続き

NASA 月探査へ新宇宙服を公開

(2023年3月23日)
 米航空宇宙局(NASA)が進めている月探査「アルテミス計画」に使用される新宇宙服の試作品がヒューストン宇宙センターで公開された。米宇宙企業アクシオムスペースが開発した。
 NASAの車外活動・宇宙服開発の責任者ローラ・カーニー氏は15日の公開イベントで「企業の能力とNASAの専門知識を生かして、月探査を安全に、効率よく、効果的に実施することで、宇宙ビジネスを成長させる」ことを目指していると、民間の技術力を生かした宇宙開発の進展に意欲を示した。 →続き

国防総省、サイバー兵士のリモートワーク容認へ

(2023年3月19日)
 危険なサイバー攻撃者の居場所といえば、黒いフードをかぶったハッカーが巣くう薄暗い地下室というイメージだが、ペンタゴン(米国防総省)におけるデジタル・ディフェンダーたちの環境は、快適になりそうだ。
 国防総省は優秀な人材を引き付け、確保するための新たな戦略の一環として、サイバー人材のリモートワーク導入を視野に入れている。2023~27年の「国防総省サイバー人材戦略」では、「サイバー人材全体におけるリモートワークの柔軟性と機会拡大の政策」を支持する目標を掲げている。 →続き

ネバダ州のリチウム鉱山、10年に及ぶ法廷闘争を経て着工

(2023年3月13日)
 米国最大といわれるリチウム鉱山を巡り、建設会社が法的障害を押しのけて作業を開始した。バイデン政権が支援するプロジェクトだが、左派の環境保護団体や一部のアメリカ・インディアンが反対していた。
 電気自動車などのバッテリー技術に重要な役割を果たすリチウムの世界的な需要が高まる中、ネバダ州北部にある鉱山に反対する人々は、10年以上にわたり激しい法廷闘争を繰り広げてきた。 →続き

チャットGPTはリベラルに偏向、保守的な法案作成を拒否

(2023年3月10日)
 知能は人工だが、偏向は本物だ。
 対話型の人工知能(AI)「チャットGPT」が世界中の注目を集めている。チャットGPTにできないことはなさそうだ。ミネソタ州の法学部の教授らは、チャットGPTに試験を受けさせたところ、合格したことを明らかにしている。経営学部や医学部の試験にも合格している。ある議員は、先月、下院で行った演説をチャットGPTに書かせたという。 →続き