石油業界、公有地の使用許可凍結で政権を提訴

(2021年8月21日)

FILE – In this April 24, 2015, file photo, pumpjacks work in a field near Lovington, N.M. The Biden administration has approved thousands of drilling permits since taking office despite a campaign pledge to end fracking on federal land. (AP Photo/Charlie Riedel, File)

By Valerie Richardson – The Washington Times – Monday, August 16, 2021

 

 バイデン政権は16日、石油・天然ガス採掘のための公有地の使用許可を再開すると発表した。その一方で政権は、使用許可の停止は連邦法に違反するという裁判所の判決を不服として、控訴している。

 

 内務省の発表は、米石油協会(API)をはじめとする主要なエネルギー業界団体が、「前例のない」使用許可停止を不服として提訴したことを受けたもの。

 

 バイデン大統領が1月27日に大統領令を発令して以来、掘削の競売は一度も行われておらず、ルイジアナ州西部地区連邦地裁に提起された訴訟では、この空白期間は連邦法に違反していると説明されている。

 

 API社の上級副社長兼最高法務責任者であるポール・アフォンソ氏は、「法律には、政府は使用許可の競売を行い、重要な政策変更の際には正当な理由を示さなければならないと明示されている。連邦政府が競売を一時停止してから8カ月がたつが、これらの要件は満たされておらず、米国の天然ガス・石油生産者は不安を持ち続けている」と述べた。

 

 この訴訟にはAPIの他に、米独立石油協会、南東石油ガス協会、西部州石油協会、およびモンタナ州、オクラホマ州、ノースダコタ州、ユタ州の業界団体など11のエネルギー団体が加わっている。

 

 バイデン氏の命令は、気候変動対策として2050年までに排出量を事実上ゼロにするという野心的な取り組みの一環であり、「連邦政府の石油・ガス許可の包括的な見直しと再検討が完了するまで」石油・ガス採掘への公有地の使用許可を一時停止するよう政府に命じている。

 

 しかし、議員や業界関係者は、この長期にわたる遅延に不満を募らせている。

 

 ハーランド内務長官は、13州による提訴を受けてルイジアナ州の連邦判事が6月15日に「一時停止」を阻止する仮処分を下した後も、見直しがいつ完了するかに関する質問をほぼ無視してきた。

 

 6月23日に行われた下院天然資源委員会の公聴会で、ハーランド氏は、裁判所の判決が出たにもかかわらず、連邦政府が新たな公有地の使用許可の競売を連邦官報に掲載していない理由について質問を受けた。

 

 ハーランド氏は委員会に対し、「裁判所の判決に従うつもりであり、その判決は現在、事務局、政府、司法省によって検討されている」と述べた。さらに「従来の使用許可による生産は継続している」と強調した。

 

 ルイジアナ州選出のギャレット・グレイブス下院議員(共和)は、一時停止に関して何か変わったかと質問、「裁判官は、そんなことはできない、違法だと言っていた」と述べた。

 

 グレイブス氏は6月23日、包括的見直しは「初夏」に発表されると言い、7月22日には「すぐに」出ると言っていた。しかし、「レーバーデー(労働者の日)」が近づき、一時停止が無期限停止のように見えてきたという非難が出てきている。

カリフォルニア州選出の共和党下院議員、ヤング・キム氏が2024年4月15日、ワシントンの連邦議会議事堂で演説を行った。(AP通信/J・スコット・アップルホワイト撮影、資料写真)

共和下院議員、「敵対国」中国への渡航警戒レベル引き上げを要請 不当拘束の危険性指摘

(2026年10月30日)
トランプ大統領とバラク・オバマ前大統領は、11月3日の中間選挙で議会の主導権を巡って激しい舌戦を繰り広げ、互いに侮辱し合い、言葉の応酬を繰り広げた。(AP通信/マーク・シーフェルベイン撮影、AP通信/ジュリア・デマリー・ニキンソン撮影)

上院選巡る攻防 トランプ、オバマ両氏が非難の応酬

(2026年10月28日)
ピート・ヘグセス国防長官は、2026年10月21日水曜日、ワシントンD.C.のホワイトハウス東室で行われたドナルド・トランプ大統領との円卓会議で発言した。(AP通信/アレックス・ブランドン撮影)

中国「孔子学院」、名称変え活動継続 米国防長官「すべて解体」

(2026年10月27日)
2026年10月7日(水)、クリーブランドで行われた期日前投票で、有権者が投票用紙をスキャンしている。(AP通信/スー・オグロッキ撮影)

民主党有利の世論調査、運営会社が捏造認める 「実験的プロジェクト」と釈明

(2026年10月25日)
ドナルド・トランプ大統領(右)と中国の習近平国家主席は、2026年9月24日(木)、ワシントンD.C.のホワイトハウスのブルールームバルコニーから、新設されたヘリポートで行われた無言の小隊閲兵式を観覧した。(AP通信/アレックス・ブランドン撮影)

中国、依然フェンタニル原料を輸出 米政権、規制の実効性を疑問視

(2026年10月23日)
2025年1月28日、北京でスマートフォンアプリ「DeepSeek」のページがスマートフォンの画面に表示されている。(AP通信/アンディ・ウォン撮影)

国土安保省、政府機関から中国AI排除を命令 情報の悪用を懸念

(2026年10月22日)
米上院選民主党候補のアブドゥル・エル=サイード氏が、2026年10月8日木曜日、ミシガン州グランドラピッズのWOOD-TVで、米上院選共和党候補のマイク・ロジャース氏とのテレビ討論会後、報道陣の取材に応じた。(AP通信/ポール・サンシア撮影)

民主上院候補エルサイード氏 イスラム過激派と関係か

(2026年10月20日)
「自由のための母親たち」の共同創設者であるティナ・デスコビッチ氏が、2024年8月30日(金)、ワシントンで開催された同団体の年次大会で、共和党大統領候補のドナルド・トランプ前大統領を前に演説を行った。(AP通信/マーク・シーフェルベイン撮影)

保守系の保護者団体、学区の動向監視へAIを導入

(2026年10月19日)
2022年7月26日、ワシントンのマリオット・マーキスで開催されたアメリカ・ファースト政策研究所のアジェンダサミットで、元下院議長のニュート・ギングリッチ氏がドナルド・トランプ元大統領を前に演説を行った。(AP通信/アンドリュー・ハーニック撮影)

米国防総省、戦争の未来見据え軍改革へ ギングリッチ氏らが来年初めに報告

(2026年10月14日)
米上院議員選挙の民主党候補アブドゥル・エル=サイード氏が、2026年8月7日(金)、デトロイトのルネッサンス高校で行われたミシガン州民主党の総選挙開始集会で演説を行った。(AP通信/ポール・サンシア撮影)

民主上院候補エルサイード氏 アラブ、黒人、ユダヤの支持固めに苦慮

(2026年10月13日)
→その他のニュース