下院共和党議員がアフガニスタン撤退調査委員会を提案
(2021年8月24日)
By Mica Soellner – The Washington Times – Friday, August 20, 2021
合衆国議会下院の共和党議員二人が、アフガニスタンからの米軍撤退に関する国家調査委員会の設置を提案している。
エリーゼ・ステファニク議員(ニューヨーク州)は金曜日に法案を提出し、ロブ・ウィットマン議員(バージニア州)が共同提案者になった。
ステファニク議員は声明を発表し、「アフガニスタンで20年間に数兆ドルを費やし、数千人のアメリカ人の命を失ったことについて、アフガニスタンでの戦略と行動を客観的に見直すよう求める」と述べた。「世界が注視している今、我々がアフガニスタンで目の当たりにしているような展開を、米国は再び繰り返さないよう保証しなければならない。」
ウィットマン議員は付け加えて、この委員会の目的は米国の指導者が戦略的な誤ちを繰り返さないよう支援することとともに、「米国が国家として、また同盟国として、さらに自由世界のリーダーとして成長する」ことだ、と述べた。
二人の提案は、タリバンによるアフガニスタンでの迅速な権力奪回の結果として生まれた混沌かつ危険な状況に、米国のリーダー達が格闘しているさ中に提出されるものだ。
提案された委員会の構成は、大統領から任命された一人、アフガニスタン復興特別監察官から任命された一人、そして下院と上院のリーダーから任じられた委員らを含み、全部で十名からなるという。
同委員会の調査では中でも、アフガン駐屯の軍トップが勧告した事項で、軍装備の目録が廃棄されたか処分されたか、または置き去りにされたと見られることについて、およびバグラム空軍基地から米軍を撤退させているプロセスについて検討することになろう。