アメリカを取り戻す

(2021年11月10日)

2021年11月3日(水)未明、民主党のテリー・マコーリフ氏を破ったグレン・ヤンキン次期州知事が、バージニア州チャンティリーで開催された選挙夜のパーティーで演説した。(AP Photo/Andrew Harnik)

By Editorial Board – The Washington Times – Wednesday, November 3, 2021

 

 OPINION:その時が来た。ドナルド・トランプ氏の大統領選出で、民主党員に降り掛かり、しかも、人種差別と新型コロナウイルスの二頭立ての病魔によって激しくなった狂気も消えつつある。2021年に実施される選挙の結果は、その前触れだ。米国人は、米国を取り戻そうとしている。

 

 先週、民主党のバージニア州知事候補であるテリー・マコーリフ氏と共に姿を現したカマラ・ハリス副大統領は、先見の明を示したが、後悔していることだろう。「人々の手には非常に多くの力がある」「今回は、際どい接戦が予想される選挙であり、国のほかの地方で何が起こるかを告げる警鐘になる」と彼女は言った。

 

 折しも、火曜日の夜、マコーリフ氏は政治家としては初心者の共和党員グレン・ヤンキン氏相手に、あられもない敗北を喫して、この鐘を鳴らすことになった。オールドドミニオン(バージニア州のニックネーム)を青(民主党州)から赤(共和党州)に変えた51-49%の投票は、民主党の既得権益層が、バージニア州の若者や、全国の他の地域の学童に、批判的人種理論を押し付けて、再燃させようとした人種差別を、バージニア州民が拒否していることを示している。

 

 ヤンキン氏は勝利のスピーチを、子供たちに分離主義的憎しみを抱かせるように育てるのではなく、アメリカンドリームを実現させるよう仕向けるような教育に戻ることに焦点を絞った。「私たちは、親たちの声に耳を傾けることを含むカリキュラムを推進して、子供たちができるだけ早く走れるようにし、考え方を教え、夢を飛躍させることができるカリキュラムを作っていきたいと思っている」と語った。

 

 知事選に伴って、黒人女性で退役軍人のウィンサム・シアーズ氏が副知事に、キューバ難民の子であるジェイソン・ミヤレス氏が司法長官に選出されたことは、候補者の資格を重要視する米国人が肌の色や、民族性についての講義にうんざりしていることを示している。彼らは愛国者に投票したいと思っているだけなのだ。

 

 ニュージャージー州の知事選、今これを書いている時点では、激しい接戦となっている。ガーデン州(ニュージャージー州のニックネーム)が青色の濃い州であるのに、現職の民主党知事フィル・マーフィー氏が、共和党のジャック・チャタレリ氏と競っていることは、民主党員にとって、恐ろしいほどの驚きだ。マーフィー氏の全国党大会へのあいさつ言葉、マスクせよ、ワクチンを接種せよ――怠りなく――は、「くたばれ、バイデン」と叫ぶ、自由を愛する人たちの軍団を元気づけただけだった。

 

 逆人種差別の中心地としての地位も維持できなかった。2020年のジョージ・フロイド氏の死をきっかけに爆発したミネソタ州ミネアポリスでは、市の警察署を公安機関に置き換えようとしたが、住民投票によって56%対44%で拒否された。2人の反警察市議会議員も再選されなかった。

 

 バラク・オバマ氏は民主党の政治路線として、米国の「根本的な変革」を目指して運動を展開したが、それによって、米国民はコミュニティーの中でよそ者のように感じ、自分の国にいながら外国人のように感じるようになった。2021年の選挙で、この運動の中身は、反米主義運動だということが明らかになった。

 

 ハリス副大統領が言ったように、「バージニア州で起こることは、2022年、2024年以降に起こることをおおむね決定するであろう」。彼女とは、めったに意見が合うことはないが、今や私たちも立ち上がって、心から「そうだ、そうだ!」と言いたい。

2025年8月22日(金)、テキサス州オースティンの州議会議事堂で、トランスジェンダーのトイレ使用を禁止する法案に反対する抗議者たちが女性用トイレを占拠した。(AP通信/エリック・ゲイ撮影)

民主党、トランスジェンダー政策の復活へ新戦略

(2026年08月17日)
州選出の上院少数党院内総務チャック・シューマー議員(民主党)が、2026年7月21日火曜日、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で行われた定例政策昼食会後、記者団に語った。(AP通信/アリソン・ロバート撮影)

シューマー氏、上院多数派院内総務の奪還へ左派の取り込みが不可欠

(2026年08月13日)
2026年2月26日木曜日、ニューヨーク州チャパクアにて、有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタインに関する議会調査の一環として米下院議員の前で証言した後、ヒラリー・クリントン元国務長官がチャパクア舞台芸術センターの外を歩いている。(AP通信/岩村由紀撮影)

ヒラリー氏、急進左派に主流派との和解呼び掛け

(2026年08月11日)
路上で携帯電話を手にしている若者のグループ。(写真提供:carballo、Shutterstock経由)

子供のオンライン安全法案が前進 IT大手に保護義務

(2026年08月09日)
2026年7月22日(水)、コンゴ共和国イトゥリ州ブニア総合病院のエボラ治療センターで、医療従事者が救急車を消毒している。(AP通信/ディロール・ロツィマ・ディウドネ撮影)

エボラ危機、中国がコンゴで影響力拡大 米国の支援減も影響

(2026年08月07日)
2024年3月26日、ニューヨークで、歩行者がナスダックビルの前を通り過ぎる中、スクリーンにはトランプ・メディア&テクノロジー・グループの株価が表示されている。ソーシャルネットワーキングサイト「トゥルース・ソーシャル」を所有するトランプ・メディア&テクノロジー・グループは、5月3日金曜日、連邦規制当局から「大規模な詐欺」で告発された監査役のBF・ボーガーズ氏を解雇した。(AP通信/フランク・フランクリン2世撮影)

トランプ・メディア、大統領のSNS投稿閲覧に有料サービス 月額1600万円

(2026年08月02日)
2025年11月3日(月)、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で行われた政府機関閉鎖34日目の記者会見で、下院議長のマイク・ジョンソン氏(共和党、ルイジアナ州選出)が演説し、下院多数党院内総務のスティーブ・スカリス氏(共和党、ルイジアナ州選出)が左から見守っている。(AP通信/マリアム・ズハイブ撮影)

共和党、中間選挙は「共産主義との戦い」 民主党内で社会主義が台頭

(2026年07月31日)
民主党によるイスラエルへの対応に関するイラスト(リナス・ガルシス/ワシントン・タイムズ)

不正取り締まりへの民主党の職務怠慢

(2026年07月29日)
2019年4月3日、ワシントンD.C.のナショナル・モールにあるスミソニアン国立アメリカ歴史博物館。(AP通信/パブロ・マルティネス・モンシバイス撮影)

ホワイトハウス、スミソニアン博物館が左派イデオロギーを推進していると批判

(2026年07月15日)
路上で携帯電話を手にしている若者のグループ。(写真提供:carballo、Shutterstock経由)

議会、子供保護へSNS規制推進 AI巡るジレンマが障害に

(2026年07月15日)
→その他のニュース