サンダース氏系団体が民主党を非難、中間選挙での敗北を警告
By Mica Soellner – The Washington Times – Monday, June 27, 2022
バーニー・サンダース上院議員の2016年の大統領選出馬時に発足した進歩的な組織は、民主党がリベラルな現職議員や対抗馬を支持しなければ、11月の中間選挙で大敗北を喫すると警告した。
「アウア・レボルーション(私たちの革命)」は資金調達のための電子メールで、民主党が中間選挙で「台頭するファシスト運動」に権力を譲る危険性があると述べ、ナンシー・ペロシ下院議長やジェームズ・クライバーン幹事を非難した。
「ペロシ氏やクライバーン氏のような『穏健派』は、われわれのコミュニティーを大切にする進歩的な人々を支援するのではなく、われわれと戦い、ヘンリー・クエラー氏のような腐敗した右翼の恐竜を再選させるために尽力している」
このメールはまた、バーモント州の無所属議員、サンダース氏のツイートを引用した。このツイートでサンダース氏は、極左候補へのクエラー氏の勝利を祝う民主党指導部と「巨額の資金を持つスーパーPAC」を批判している。
サンダース氏は「なぜ党に草の根のエネルギーがなく、民主党が11月に問題を抱えることになるのか、これで分かっただろう」と書き込んだ。
このメールは、22日に最高裁がロー対ウェイド判決を覆し、何十もの州で中絶の権利を後退させた後にも送られてきた。
民主党は今回の中間選挙で、中絶の権利についてキャンペーンを張ることが予想される。
一方、共和党は、リベラル派からの反発が予想される中、この判決を勝利と称えている。
下院共和党院内総務ケビン・マッカーシー氏は「最高裁は極左の暴徒の妨害を受けなかった。最高裁判事に対する暴力の脅威もなかったし、プロライフ(中絶反対派)は怒りの一夜を計画していない」と述べた。