マッカーシー議員、自分が下院議長になれないと、「政府追求の能力が停滞する」と警告
By Ramsey Touchberry – The Washington Times – Sunday, December 4, 2022
下院共和党の指導者ケビン・マッカーシー議員は日曜日、共和党の同僚議員たちに電波を通じてメッセージを伝え、彼が下院議長に選出されなければ、「政府を追求する能力が停滞する」と警告した。
マッカーシー議員(カリフォルニア州、共和党)は、共和党が下院の主導権を握ることになる一月に、議長職を確定できる十分な票を集めるのに苦労している。超保守派の反対に直面しているからだ。
「同僚議員たちが歩調をひとつにできなければ、国境の安全確保能力を先送りしてしまう、エネルギーの独立性を維持するのが遅れる、八万七千人の合衆国内国歳入庁(IRS)の徴税役人を解雇するのが先送りされる、要するに政府を追求する能力を停滞させてしまう。」こうした大胆発言をマッカーシー議員は、「フォックスニュース」の「日曜の朝、未来を語る」番組でマリア・バルティロモさんに訴えた。「それが一件落着するまでは(政府追及のための)召喚状もありえない。」
共和党は下院で、僅かの議席差ながら過半数を制したときに、バイデン政権への一連の調査案件を準備している。
マッカーシー議員は、ナンシー・ペロシ下院議長に取って代わるのに必要な218票をしっかり固めたい。同議員は先月行われた非公開会議で、下院共和党から議長候補に指名されたが、その過程で、マット・ゲーツ議員(フロリダ州)とアンディ・ビッグス議員(アリゾナ州)などが、マッカーシー議員の適格性に疑念を投げかけたのだ。
「目下、そのために我々が向かうべき統治能力を停滞させていると思う」、マッカーシー議員は指摘した。「だから皆が連帯して、一緒に統治できる方法を模索したいものだ。それはアメリカ国民が望んでいることでもある。さもなければ我々は議会での過半数を無駄にしてしまうだろう。」