アフガン混乱 改めて問われるバイデン大統領の資質
By Seth McLaughlin – The Washington Times – Tuesday, August 24, 2021
バイデン大統領のアフガニスタン情勢への対応によって、78歳のバイデン氏の心理的適性と国家を率いる能力をめぐる疑問が改めて取りざたされている。
元国連大使のニッキー・ヘイリー氏は24日、「(ホワイトハウスで)何かが大きく間違っている」と述べた。
ヘイリー氏は、ポッドキャスト「ヒュー・ヒューイット」で、「バイデン大統領のチームが彼に真実を伝えていないのか、適切な情報を与えていないのか、あるいはバイデン大統領がよく考えていないのか、シナリオを描き、対処する能力がないのか、いずれにしても、あらゆることが的外れだ」と述べた。
バイデン氏は、トランプ前大統領を破って、今年初め最高齢の大統領に就任、年齢に関する不安の声も聞かれた。
ベテラン議員で元副大統領のバイデン氏は、自分の経験を強みとしてアピールし、トランプ氏の型破りな4年間の後の安定したリーダーとして自分を位置づけた。
バイデン氏はアフガンからの米軍撤収を決定、タリバンがわずか数週間で全土を掌握する道を開いたとして激しい批判にさらされている。
バイデン政権はそれ以来、出国を求める米民間人や同盟国を守るために奔走している。
また、バイデン氏は、新型コロナウイルスデルタ株の流行や米国とメキシコの国境での混沌とした状況にも直面しており、これらがバイデン氏批判の材料となっている。
FOXニュースの元司会者であるブリット・ヒューム氏は今週、バイデン氏は「それほど頭の回転がいい人」ではなかったと語っている。
ヒューム氏は「ザ・ガイ・ベンソン・ショー」で、「彼がいつまででも話し続けられることは、よく知られていたが、ひどく頭が切れるという感じはしなかった。その上、明らかに年を取り過ぎている」と述べた。
「二つの課題を抱え、十分な対応ができていない。大統領になるには高齢過ぎると思う」とヒューム氏は述べた。