下院共和党、バイデン政権とビッグテックの共謀に焦点

(2022年12月19日)

2022年11月7日(月)、オハイオ州バンダリアのデイトン国際空港にあるライトブラザーズエアロ社で行われたオハイオ州上院候補JDバンス氏の選挙戦を支援する集会で、ドナルド・トランプ元大統領の前で演説するジム・ジョーダン下院議員(オハイオ州)。(AP Photo/Michael Conroy)

By Joseph Clark – The Washington Times – Wednesday, December 14, 2022

 下院司法委員会の共和党委員らは、バイデン政権の言論の自由を制限する取り組みへの調査を拡大するため、複数のビッグテック(大手IT企業)に文書の提出を要求している。 次期委員長のジム・ジョーダン議員(オハイオ州)は、アップル、アマゾン、グーグルの親会社アルファベット、フェイスブックの親会社メタ、マイクロソフトのCEOに宛てた書簡で、これらの企業がバイデン政権の「ウォーク(差別などに敏感)な言論警察」の手先だと非難している。

 ジョーダン氏は書簡で、「ビッグテックは保守派を取り込もうとしており、オンラインでの言論の自由を抑圧するバイデン政権の指令に従うことで、ますます修正第1条の価値を損なおうとしている。これによって、米国の基本的な原則は損なわれ、権力を持つ政府当局者が政治的反対者を黙らせ、反対意見を抑圧することが可能になっている」と主張した。

 ジョーダン氏は、「バイデン政権がビッグテックと共謀して、特定の情報や視点を検閲し、黙らせ、伝わりにくくしている」という疑惑への委員会の調査を受けて、2020年1月に遡り、ビックテックがその従業員と「行政機関に所属するあらゆる個人」の間の文書や通信を提出するよう求めている。

 ジョーダン氏はまた、連邦政府当局の影響を受けたコンテンツの修正に関する文書や、通信、コンテンツの抑制や制限に関連する企業方針の形成に責任を持つ個人のリストの提出を各社に要求している。

 連邦政府当局者やバイデン陣営の内部関係者がシリコンバレーと協力して言論の自由を制限していることが明らかになっており、下院共和党はこの書簡を通じて、ビッグテックに責任を取らせることを要求した。

 下院監視委員会の共和党委員らも14日、ツイッターのオーナーであるイーロン・マスク氏とメタのCEOのマーク・ザッカーバーグ氏に書簡を送り、「政府当局者や彼らのために働くエージェントによる違憲行為を明らかにするため」進行中の調査に協力するよう文書や通信の提出を要求している。

 同委員会の共和党トップのジェームズ・コマー議員(ケンタッキー州)を筆頭とする議員らは、「政府の行動に対するこれらの明確な憲法上の制限にもかかわらず、政府当局や機関がソーシャルメディアプラットフォームに関わる検閲キャンペーンを行ったという報告が続いている」と主張している。

 「国土安全保障省、FBI(連邦捜査局)、あるいはその他の機関を通じてであろうと、政府関係者はソーシャルメディアプラットフォームに特定の発言を認めないよう促すことで、言論を偏向させてはならない」

 マスク氏は今月初め、ツイッターは左翼的傾向があり、それによって保守的な視点を検閲し、2020年大統領選の数週間前にハンター・バイデン氏のノートパソコンの話題を抑制し、1月6日の米連邦議会議事堂襲撃事件を受けて当時のトランプ大統領を永久追放する判断を下し混乱を招いたと主張し始めた。

 また、「ツイッター・ファイル」は、ツイッター幹部とFBI、国家情報長官室、国土安全保障省の職員との定期的なミーティングなど、バイデン陣営が連邦政府機関とどの程度連携して言論統制を行っていたかを明らかにしている。

 下院監視委員会の議員らは書簡で「われわれの民主主義の基本原則は言論の自由である。政府は、ソーシャルメディアと連携して、国民がオンラインで何を言っていいか、何を言ってはいけないかを指図すべきではない」と訴えている。

州選出のマーシー・カプトゥール下院議員(民主党)が、2022年12月9日、オハイオ州トレドでインタビューを受けている。(AP通信/カルロス・オソリオ撮影)

民主党議員が反トランスジェンダーに転換 LGBTQ団体が反発

(2026年09月25日)
2026年8月28日(金)、ワシントンD.C.のワシントン記念塔から見た米国議会議事堂。(AP通信/J・スコット・アップルホワイト撮影)

キルスイッチ、監視、開発停止 議会でAI規制案続々 合意に至らず

(2026年09月21日)
2019年11月29日、ドイツのエッセンで開催されたチューニングとモータースポーツのエッセン・モーターショーで、自動車部品で作られた金属製の頭部が人工知能(AI)を象徴している。国防情報局は、開発中の強力な新技術が戦争や平和につながる決定において人間の判断を迂回することを阻止するために設計された、新たな人工知能戦略の最終調整を行っている。(AP通信/マーティン・マイスナー撮影)

「2020年代末までにAIが人類を滅ぼす可能性」 AI研究者ら警告

(2026年09月17日)
JD・ヴァンス副大統領は、2026年9月14日(月)、メリーランド州アンドリュース統合基地で、エアフォースツーに搭乗する前に記者団に語った。(AP通信/マーク・シーフェルベイン撮影、プール提供)

IT大手のAI規制要請は「トロイの木馬」 バンス副大統領が警告

(2026年09月16日)
2026年8月19日(水)、ワシントンD.C.のワシントン記念塔から見た、ホワイトハウスの新舞踏室の建設工事が続く様子。(AP通信/アレックス・ブランドン撮影)

トランプ氏のホワイトハウス大宴会場計画が左派を激高させる理由

(2026年09月09日)

なぜ3000万人の米国人男性が独身なのか、その数はなぜ増え続けているのか

(2026年09月08日)
路上で携帯電話を手にしている若者のグループ。(写真提供:carballo、Shutterstock経由)

メタの未成年者向け規制、親の8割が支持 インスタ、フェイスブックに利用制限

(2026年09月06日)
ワシントンD.C.にあるジョージ・ワシントン大学のキャンパスにあるジョージ・ワシントンの像。写真提供:Roman Babakin(Shutterstock経由)。

ジョージ・ワシントン大医学部、入学選考で違法な差別 司法省が指摘

(2026年09月03日)
2026年5月1日、ニューヨークのワシントン・スクエア・パークで行われたメーデー集会で演説するニューヨーク市長ゾーラン・マムダニ氏。(AP通信/岩村由紀撮影)

極左「シャンパン社会主義」 反資本主義運動を主導する富裕層出身者ら

(2026年09月01日)
米議員や保護者団体は26日のSNS大手メタ(旧フェイスブック)との画期的な和解を歓迎する一方、子供をインターネット上の被害から守るため、議会はなお連邦基準を制定する必要があると訴えた。

メタ、子供のSNS依存対策で和解、最大171億ドル 州が提訴

(2026年08月29日)
→その他のニュース