サイバーセキュリティ―


サイバー攻撃は新常態 米国は反撃を―元CIA高官

(2024年7月21日)
 中央情報局(CIA)の元デジタルイノベーション副局長アンドリュー・ホールマン氏は、米国はサイバースペースで攻撃されることを認識する時であり、対応するための備えを強化しなければならないと述べた。
 ホールマン氏はワシントン・タイムズのポッドキャスト「スレット・ステイタス」に、デジタル戦争を巡る国際的合意が存在しない中、米国は抑止力を確立しなければならないと語った。 →続き

大手ソフトウエアのハッキングにロシア関与か

(2024年7月7日)
 ドイツのハイテク企業チームビュアーは、リモート・アクセス・ソフトウエア会社の企業ネットワークでロシアと関係のあるサイバー攻撃が見つかり、従業員のデータが高度なハッカーの手に渡ったと発表した。
 チームビュアーの画面共有ソフトウエアは、情報技術の専門家に広く利用されている。同社は6月30日、ハッキングから回復するために社内システムの再構築を開始したと発表した。 →続き

中国サイバー企業の情報が流出 ハッカーの手口など暴露

(2024年3月4日)
 中国企業のハッキングツールが公になり、米国家安全保障局(NSA)の最上級アナリストら、世界トップクラスのサイバーセキュリティー専門家を驚かせている。
 中国政府系のセキュリティー企業、安洵信息(I-Soon)の大量の文書、画像、メッセージが2月突然、プログラム共有サイト「ギットハブ」のソフトウェア開発プラットフォームにアップロードされ、中国政府が雇うハッカー集団の内情をのぞき見ることができるという前代未聞の出来事が起きている。 →続き

IT大手・サイバー当局、選挙へのAIリスク警戒

(2024年1月8日)
 ハイテク業界、国家安全保障当局者、議会議員らは、人工知能(AI)によって2024年の選挙が大きな影響を受ける可能性に警戒を強めている。この問題は。全米の有権者、候補者、選挙管理者にとってかつてない困難な課題となっている。
 商用利用可能なAI製品が昨年、登場し、ビジネスやエンターテインメントに恩恵をもたらしたが、今年最も注目すべきは、紛糾している11月の選挙にどのような影響を与えるかだろう。 →続き

AIでサイバー攻撃のスキルが向上、専門家が懸念

(2023年12月18日)
 サイバーセキュリティー企業センチネルワンのアレックス・ステイモス氏によると、米国の中規模企業を攻撃しているサイバー犯罪者のスキルが向上し、以前は中国やロシアの専門的な政府系ハッカーに限られていたスキルを駆使するようになっている。
 ステイモス氏は、新しい人工知能(AI)ツールによって、攻撃を受ける企業側のスキルがアップし、政府系サイバー攻撃者に対抗できるようになることを期待しているという。同氏は、フェイスブック在職中に政府系ハッカーの攻撃を経験しており、2018年に同社を退職した。 →続き

AIの脆弱性がサイバー攻撃拍車、英機関が警告

(2023年9月5日)
 人工知能(AI)ツールの急速な普及によって、世界中で新たなセキュリティー上の懸念が生じている。
 英国家サイバー・セキュリティー・センター(NCSC)は、チャットGPTのような一般的なAIツールをサポートする大規模言語モデル(LLM)がサイバー攻撃に利用される可能性があるとして、その使用に警告を発している。 →続き