バイデン政権の矛盾したエネルギー政策

(2023年9月20日)
 バイデン大統領が気候変動政策の一環として化石燃料の生産と消費を鈍化させる計画を発表したにもかかわらず、国内の石油生産量が年末までに過去最高に達すると予測されている。
 バイデン氏は短期的な石油供給とガソリン価格をほぼ管理できておらず、業界のアナリストによると、グリーンエネルギー政策とガソリン価格高騰を抑えるための増産という矛盾するメッセージを発することで、石油生産に長期的な被害をもたらした。 →続き

再選見据え、政権移行の準備進めるトランプ陣営

(2023年9月19日)
 ドナルド・トランプ氏の2024年大統領選への選挙戦は、よく整えられ、急派しのぎで、的外れの作戦を展開してきたこれまでの選挙戦とは大違いだ。
 トランプ氏の選挙戦の体制がより専門的となり、盟友らが大統領の交代に向けた準備に奔走しているため、指名を獲得し、ホワイトハウスに戻ったとしても、混乱を招くことなく政権交代ができる準備は整っている。 →続き

16歳少女に性転換 説明不十分と医師らを提訴

(2023年9月18日)
 16歳で乳房を切除されたネブラスカ州の女性が、性別適合(性転換)治療を受けるよう巧みに説得され、「女性らしさを奪われた」として、ネブラスカ大学医療センター(UNMC)の医師らを医療過誤で訴えた。
 訴えたのはルカ・ハインさん(21)。ネブラスカ州消費者保護法に違反し、リスクを十分に知らされないまま、「性別適合治療」の一環として2018年に両乳房切除術を受けたという。出術前に受けたカウンセリングはわずか2回だった。 →続き

トランプ氏の被選挙権剥奪訴訟は最高裁まで行く可能性

(2023年9月17日)
 法廷ウオッチャーたちによると、ドナルド・トランプ前米大統領を2024年の投票対象から排除しようとする争いは、最高裁まで行く可能性がある。判事が政治的争いに巻き込まれた場合、どのような判決を下すかは不透明だ。
 米各地で起こされた幾つかの訴訟で、トランプ氏の被選挙権を剥奪すべきとの主張が繰り広げられている。特に反トランプ派が憲法修正第14条3項に基づき同氏を投票対象から外すことに成功した場合、最高裁はこの種の訴訟に注目することになるだろう。 →続き

生成AIが中国の新たな兵器に、米シンクタンクが警鐘

(2023年9月16日)
 米シンクタンク、ランド研究所は、中国が新しい人工知能(AI)ツールを利用して、ソーシャルメディアで世界中の人々をより効果的に操作することが可能になると警告している。
 主要プラットフォームとそのユーザーは、新たにコンテンツを作成し、作業を効率化し、複雑な質問に素早く答えを出すために、対話型AI「チャットGPT」のような生成AIツールを素早く採用した。 →続き

風力への依存があらゆるコストを押し上げる

(2023年9月16日)
 物価が再び上昇している。労働統計局が13日に発表した結果によると、インフレ率は再び上昇し、8月には3・7%を記録した。
 これは、消費者が長い間感じてきた懐の痛み具合を裏付けるものだ。労働統計局によれば、過去2年間だけでも、月々の電気代は25%も跳ね上がり、一方ガソリン代は中部大西洋岸で55%も高騰した。 →続き

バイデン氏訪越、地域の安定模索も中国は警戒

(2023年9月14日)
 明らかに疲れているように見えるバイデン大統領の記者会見は、2日間のベトナム訪問の中で多くの注目を集めたが、見た目の頼りなさにもかかわらず、政府当局者は、この歴訪は急速に変化するインド太平洋の戦略的地図上の空白を埋めるのに役立ったという。
 だが、バイデン氏の側近らがハノイでの記者会見をマイクを切って終わらせ、バイデン氏は疲れた様子であり、休む必要があると宣言したことで、80歳のバイデン大統領の体力を批判してきた人々は、新たな攻撃材料を手にした。 →続き

バイデン氏がダメな場合は誰?

(2023年9月13日)
 バイデン大統領が2024年の再選出馬を断念した場合、どうなるのだろうかとすでに一部の人々は考え始めている。政治的に重要な選挙の年がすぐそこだ。
 政治ニュースサイトElectionCentral.comの創設者兼編集長のネイト・アシュワース氏は「2024年にジョー・バイデンが落選したら、誰が後任になるのか? いい質問だ。今のところ、カマラ・ハリス副大統領でさえ、正当な後継者であるにもかかわらず、その答えを知らないようだ」と書いている。 →続き

ペンス氏、来年の予備選は保守対トランプ・ポピュリズムの戦い

(2023年9月12日)
 マイク・ペンス前副大統領は6日、2024年の共和党大統領候補指名争いを、トランプに触発され、国家と党を「破滅への道」に追い込む政治的ポピュリズムから、保守的な考え方や思想を救う最後のチャンスと位置づけていることを明らかにした。
 ペンス氏は、1964年の共和党大会でのロナルド・レーガン氏の演説を引用し、党にとって「選択の時」だと述べた。 →続き