米政府のイラン核合意復帰を阻止すべく米議会議員に圧力かけるイスラエル
(2021年7月20日)

Israel's Prime Minister Naftali Bennett delivers a statement in Jerusalem, Wednesday, July 14, 2021. (AP Photo/Maya Alleruzzo)
ベニヤミン・ネタニヤフ首相の12年間の統治を終わらせ、この6月に代わったばかりのイスラエル新政府は、合衆国議会の下院外交委員会の民主・共和両党議員に対して、イランとの2015年の「包括的共同行動計画(JCPOA)」、いわゆる核合意にバイデン大統領が戻ろうとしていることを支持しないよう訴えた。
「彼ら(イスラエル指導者たち)は、米国がイランとの核合意に再び参加するのを望んでいない」、ニコール・マリオタキス議員はワシントンタイムズに語った。 「そうした見解を代表団が聴取したこと、特に、かつては核合意に賛成した委員たちが聴いたことは大事なことだったと思う」。
マリオタキス氏(ニューヨーク州、共和党)は先週、コロナ禍発生以来初めての議会代表団旅行として、2人の共和党議員、7人の民主党議員とともにイスラエル、ヨルダン川西岸地帯、カタールを訪れた。
イランからの核の脅威はイスラエルにとって最大の問題だ。イランのイスラム政府指導者たちは、イスラエルを地図から一掃する、と威嚇してきたからだ。
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