タリバンは首都へ、大統領は国外へ、米大使館は文書を燃やす

(2021年8月17日)

A U.S. Chinook helicopter flies over the city of Kabul, Afghanistan, Sunday, Aug. 15, 2021. Taliban fighters entered the outskirts of the Afghan capital on Sunday, further tightening their grip on the country as panicked workers fled government offices and helicopters landed at the U.S. Embassy. (AP Photo/Rahmat Gul)


 日曜日の朝、タリバンの戦闘集団がアフガニスタンの首都に進入し、アフガン政府に無条件降伏を要求する一方で、アメリカの外交官たちは機密書類の焼却に忙しく、米軍はカブールから人員退避に忙殺されていた。

 これが二十年の闘いから米軍が撤退するのに合わせるように、反乱勢力が電撃的な攻勢をした結果だ。

 報道によると、タリバンとアフガン当局者は、新たな暫定政府に向け平和的な権力移行を協議中だ。タリバン戦闘員が首都を包囲する中、米国が支援し続けてきたアフガン政府は、カブール市内の流血を避けようとしている。

 アフガニスタンのアシュラフ・ガニ大統領は日曜日、タリバンと政府代表が大統領宮殿で正式会談をしているさなかに国外に退去した。タリバン関係者は間もなくカブールの大統領宮殿から、「アフガニスタン・イスラム首長国」の樹立を宣言すると述べた。

 AP通信の報道では、カブールの米国大使館は日曜日、すべての業務を停止する一方、首都の国際空港で銃撃の報告があったとして、アメリカ市民に安全確保を呼びかけた。

 
↓ ↓ ↓
→ログイン(定期購読会員として)して全文を読む

※全文をご覧になるには、定期購読会員(個人、法人)、か年間購読会員になる必要があります。

▼この記事の内容が収録

Inside Washington D.C.【定期購読】


キリスト教徒にとって最も危険な国はアフガニスタン

(2022年01月22日)

バイデンはクレムリンに強硬策を、米共和党

(2022年01月21日)

ミサイル配備、軍事演習をロシアと協議へ

(2022年01月16日)

中国、カザフに派兵の用意 上海協力機構が支援を表明

(2022年01月12日)

日米豪印「クアッド」は対中国で他の国々にも門戸を開けよ

(2022年01月09日)

米国防総省高官、対中情報競争で企業や大学との協力不可欠と主張

(2022年01月08日)

中国が世界に商港を拡大へ 海外の軍事拠点として活用か

(2022年01月07日)

米露電話会談、ウクライナめぐる緊張緩和につながらず

(2022年01月05日)

アフガンの反タリバン抵抗勢力、米国の支援得られず

(2022年01月04日)

アフリカで勢力伸ばすイスラム国

(2022年01月02日)
→その他のニュース