アフガン駐留軍のトップ、大統領の撤収に反対していた
(2021年9月19日)

U.S. Army Gen. Austin Scott Miller speaks during the change of command ceremony at Resolute Support headquarters in Kabul, Afghanistan, Sunday, Sept. 2, 2018. Miller assumed command of the 41-nation NATO mission in Afghanistan following a handover ceremony. (AP Photo/Massoud Hossaini)
アフガニスタン駐留米軍のトップが国防総省の高官に対し、バイデン大統領が撤収の最終決定を下す前に、全面撤収への反対を伝えていたことが明らかになった。
オースティン・スコット・ミラー大将は14日、上院軍事委員会での非公開ブリーフィングで、ロイド・オースティン国防長官、マーク・ミリー統合参謀本部議長、ケネス・マッケンジー・ジュニア米中央軍司令官といった上層部に、バイデン大統領の決定に反対する意向を伝えていたことを確認した。
バイデン氏は先月のインタビューで、軍事顧問がアフガンの全面崩壊を避けるために部隊を残すことを提案したかどうかを聞かれ、インタビュアーのジョージ・ステファノプロス氏に「誰もそんなことは言わなかった」と答えた。
上院軍事委員会のジェームズ・インホフ委員(共和、オクラホマ州)は14日、非公開のブリーフィングの後、「政権の発言と真実の間に矛盾があることを知るのに十分な話を聞いた」と述べた。
「バイデン大統領がすべての軍事的助言に耳を傾けなかったのは明らかだ」とインホフ氏は述べた。
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