公開処刑と犯罪者の身体切断、タリバンの厳罰統治が再開か
(2021年9月29日)

People look up at a dead body hanged by the Taliban from a crane in the main square of Herat city in western Afghanistan, on Saturday Sept. 29, 2021. (AP Photo)
タリバンのソフト路線を期待していた向きには、一気に現実に目覚めさせられることになった。この日曜日、米国の視聴者は、タリバンの指導者が法律違反への警告だと主張する、ヘラート市で血まみれの死体がクレーンに吊られている光景を見せられたからだ。
地域事情に詳しい専門家によると、このおぞましい映像によって、タリバンの第二次アフガン統治は昔よりも穏健になり、1990年代後半の統治期間を特徴づけたイスラム法の厳格な適用からは距離を置くだろう、とのバイデン政権の期待に水を差すことになりそうだ。
過去数日間、人権監視団はタリバンが女性の権利に関して大幅に引き締め始めたと警告してきた。タリバン指導者はまた、犯罪者への死刑執行や身体の一部切断を再開することを公に認めた。こうした懲罰はタリバンが20年前に支配した当時の司法制度を特徴づけるものだった。
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