国境で解放された不法移民、8月に43万%以上増加
(2021年10月11日)

2020年12月9日(水)、アリゾナ州ヘレフォードにあるコロナド国立記念公園のモンテズマズ・パスの頂上で移民を拘束する税関・国境警備隊の捜査官(AP Photo/Matt York)
国境では1年でどこが変わったのか。
2020年8月、トランプ政権は驚くべきことを成し遂げた。国境警備隊員が4万7000人以上の不法移民を拘束し、そのうち国内に解放したのはわずか10人だった。
今年の8月、バイデン大統領の下で、国境警備隊は19万5000人以上を逮捕し、4万3941人を釈放した。43万%以上の増加だ。
安全保障の専門家は、それが安全な国境と前例のない移民の急増の間の違いだと言う。
トランプ政権で税関・国境警備局の局長代理を務めたマーク・モーガン氏は、「解放されないと言えば、移民は来ない。移民手続きを待っている間は米国内に解放されないと知れば、来ない」と語った。
先週、年度末を迎えた。最終的な数字は発表されていないが、2021年の国境での逮捕者数、国境での死亡者数、押収された薬物数は過去最多となりそうだ。
2020年10月の会計年度開始時には正常に運営されていたが、バイデン政権が発足したばかりの年明けに一気に悪化した。
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