拡大する米共和党の多様性、バージニア州の歴史的勝利で鮮明に
(2021年11月14日)

バージニア州フレデリックスバーグの集会から歩いている共和党知事候補グレン・ヨンキン (中央) 、司法長官候補ジェイソン・ミヤレス (左) 、副知事候補ウィソーム・シアーズ (右) 。(AP Photo/Steve Helber, File)
米バージニア州の副知事候補ウィンサム・シアーズ氏と司法長官候補ジェイソン・ミヤレス氏による歴史的な勝利は、共和党で多様性が拡大し、自由や機会といった保守派のメッセージを伝える女性・マイノリティー(人種的少数派)候補のリクルートに成功していることを示した。
シアーズ氏はバージニア州全域の選挙で選ばれた初の黒人女性であり、ミヤレス氏は州全域の選挙で勝利した初のヒスパニックだ。同州では10年以上、ブルー(民主党の色)のトレンドが続いていたが、2人は共和党の州知事候補グレン・ヤンキン氏と共にポストを独占した。
民主党にとっては受け入れ難い結果だ。民主党は自分たちをマイノリティー社会の闘士と主張し、ガラスの天井打破を自慢する機会を享受してきた。
実際、バラク・オバマ氏が2008年に米国初の黒人大統領になる過程でバージニア州を制したのは、ほんの少し前のことだ。
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