ダーラム特別検察官:スティール文書の情報源の弁護人は利益相反
(2021年12月26日)

コネチカット州のジョン・ダーハム連邦検事。ロシアの選挙干渉に関する米国政府の捜査を調査する任務を担うジョン・ダーラム特別弁護人は、2021年9月16日(木)、著名なサイバーセキュリティ弁護士をFBIへの虚偽陳述の容疑で起訴した。(米国司法省 via AP,)
ドナルド・トランプ前大統領に関するクリストファー・スティール文書の主要情報源を代理する法律事務所は、弁護士の1人がヒラリー・クリントン陣営で働いていたため、利害が対立する可能性がある。
トランプ氏とロシアの共謀の捜査に着手した連邦捜査局(FBI)の行動を調査しているジョン・ダーラム特別検察官は、週末に提出した法廷資料で利益相反の可能性を指摘した。
この訴訟手続き上の障害は、ワシントンにおける政治と法律の世界の絡み合いを浮き彫りにした。スティー ル氏が行ったトランプ氏に対する根拠のない、そして後に否定された反トランプ派の調査が、FBIの捜査のきっかけとなった。
ロシア出身の研究者イゴール・ダンチェンコ被告は、スティール氏に提供した情報についてFBIに虚偽の証言をした5件の訴因について無罪を主張し、シャートラー・アンド・オノラート法律事務所のダニー・オノラート、スチュアート・シアーズ両氏に弁護を依頼した。
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