「1月6日」の国民感情をあおるな

(2022年1月12日)

2021年12月17日金曜日未明、ワシントンにて、ジョー・バイデン大統領が昨夜、民主党の拡大社会環境法案の運命に欠かせない中道派のジョー・マンチン上院議員(民主党、西バージニア州)と合意に至らなかったと述べた後、キャピトルが目撃されました。(AP Photo/J. Scott Applewhite)


 バイデン大統領とハリス副大統領、民主党議員らは、6日に米連邦議会議事堂で起きた1月6日暴動を直接体験した人々の話をよみがえらせるようなイベントを主催するなど、この日を「記念日」に仕立て上げようと計画している。浅はかな考えだ。なぜなら、9・11同時テロや真珠湾攻撃と違って、「1月6日」は、将来「恥辱の日」となるどころか、なるべき日でないからだ。

 当初から、民主党員や主要メディアは、議事堂での暴動を襲撃、あるいは、クーデターと描写し、1812年の英国軍によるワシントン焼き打ち事件に匹敵すると言いだしかねないありさまだった。彼らの話とは反対に、議会議事堂では、もっと重大な事件が起こっている。その中には、1954年の下院議場でのプエルトリコの独立運動家らによる発砲事件や、1971年のマルクス主義過激組織ウェザー・アンダーグラウンドによる、米政府に対して「交戦状態宣言」を出した直後の爆弾事件などがある。

 しかし、民主党員はそういった事件のことは口に出さない。彼らはただ、右派の活動家を危険人物だと決め付けるだけで自身の政治的利益に資するという理由から、1月6日を気に掛けているにすぎない。

 
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