共和党、議事妨害の規則変更で民主に警告
(2022年1月23日)

2021年5月12日(水)、ワシントンでジョー・バイデン大統領との会談後、ホワイトハウスの外で記者団に話すミッチ・マコーネル上院少数党首(京)とケビン・マッカーシー下院少数党首(カリフォルニァ)。(AP Photo/Evan Vucci)
民主党が、選挙改革法案を承認するために上院のフィリバスター(議事妨害)規則の特例を設ける「核のオプション」を発動すれば、投票基準のいっそうの厳格化への道を開くことになるかもしれない。
政治専門家によれば、次に共和党が政権を握ったとき、フィリバスターを受けることなく、民主党による変更部分をもとに戻したり、国政選挙のあり様について自党の方針を押し付けたりすることは間違いない。
民主党のフィリバスターがなければ、共和党は各州に有権者名簿の整理させたり、選挙関係者がまとめて不在投票用紙を集める「バロットハーベスティング」をやめさせたりできる。
共和党によると、それだけにとどまらない。
民主党が優先政策を承認するためにフィリバスターに例外を設ければ、次に共和党が政界で優位に立ったときに、さらに広範囲で同様の措置が取られるようになる。
共和党のジョン・コーニン上院議員(テキサス州)は、次のようなリストを作成した。
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