81歳のペロシ下院議長、再選出馬を表明
(2022年1月30日)

2022年1月20日(木)、ワシントンの国会議事堂で行われた週間記者会見で発言するカリフォルニア州のナンシー・ペロシ下院議長。(Rod Lamkey/Pool via AP)
ナンシー・ペロシ下院議長は24日、今年の中間選挙に出馬することを表明し、引退に関する憶測や、民主党幹部会内での後継者争いはひとまず棚上げとなった。
81歳のペロシ氏は、今後取り組みたい課題を数多く挙げた上で、2021年1月6日の議会議事堂襲撃事件を引き合いに出して、自身の決断を説明した。
ペロシ氏はツイッターに投稿した動画で「私たちの民主主義は、真実に対する攻撃、連邦議会議事堂に対する攻撃、投票権に対する州ごとの攻撃のために危険にさらされている。この選挙は非常に重要だ。私たちの民主主義が危機に瀕している。しかし、すでに言っているように、苦悩するのではなく、整えていく。それが私が下院で再選に立候補する理由だ」と述べた。
下院共和党の選挙組織は、ペロシ氏の発表を受けて、犯罪率の上昇や高いインフレと彼女を結びつけた。
全国共和党下院委員会のスポークスマン、マイク・バーグ氏は、「ペロシ議長は、この国で最も不人気な政治家だ。ペロシ氏を支持する民主党はもろく、物価上昇、国境開放、暴力犯罪の急増という記録を残すことになる」と述べた。
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