81歳のペロシ下院議長、再選出馬を表明

(2022年1月30日)

2022年1月20日(木)、ワシントンの国会議事堂で行われた週間記者会見で発言するカリフォルニア州のナンシー・ペロシ下院議長。(Rod Lamkey/Pool via AP)

By Mica Soellner – The Washington Times – Tuesday, January 25, 2022

 ナンシー・ペロシ下院議長は24日、今年の中間選挙に出馬することを表明し、引退に関する憶測や、民主党幹部会内での後継者争いはひとまず棚上げとなった。

 81歳のペロシ氏は、今後取り組みたい課題を数多く挙げた上で、2021年1月6日の議会議事堂襲撃事件を引き合いに出して、自身の決断を説明した。

 ペロシ氏はツイッターに投稿した動画で「私たちの民主主義は、真実に対する攻撃、連邦議会議事堂に対する攻撃、投票権に対する州ごとの攻撃のために危険にさらされている。この選挙は非常に重要だ。私たちの民主主義が危機に瀕している。しかし、すでに言っているように、苦悩するのではなく、整えていく。それが私が下院で再選に立候補する理由だ」と述べた。

 下院共和党の選挙組織は、ペロシ氏の発表を受けて、犯罪率の上昇や高いインフレと彼女を結びつけた。

 全国共和党下院委員会のスポークスマン、マイク・バーグ氏は、「ペロシ議長は、この国で最も不人気な政治家だ。ペロシ氏を支持する民主党はもろく、物価上昇、国境開放、暴力犯罪の急増という記録を残すことになる」と述べた。

 ペロシ氏は、2020年に77%の得票率で再選を果たした。2022年の再選はほぼ確実だ。

 1987年の補選で下院議員に初当選した。30年以上にわたってサンフランシスコ市を代表し、今回で18期目を目指す。

 2002年、民主党の少数党院内総務に選出され、その後、多数党で女性下院議員として最高位に就いた。

 2007年、女性初の下院議長に選出された。2019年にも選出された。

 民主党は、29人の議員が引退することが決まっている。さらに、バイデン大統領への支持率が下がっており、厳しい選挙の年を迎えている。

 中間選挙では、大統領を出していない政党が勝利することが多く、今年は共和党が有利になる。

 また、共和党との議席数差はほんのわずかであり、共和党が下院を制圧するのではないかという期待が高まっている。

 民主党が少数派になった場合、ペロシ氏がどのような役割を果たすのか、また、いつまで議会に残るのかはまだ決まっていない。

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