カナダ首相の緊急事態は必要か
(2022年2月23日)

緊急事態法の施行について話すジャスティン・トルドー首相(2022年2月17日、木曜日、オタワ)。(Adrian Wyld/The Canadian Press via AP)
カナダのトルドー首相は、トラック運転手らの合法的かつ平和的な抗議デモ「フリーダムコンボイ」を攻撃しているが、そのやり方は的外れの度を増しており、ネットでは、トルドー氏は、キューバの独裁者だった故フィデル・カストロの隠し子ではないかといううわさが拡散している。
ネットで見たものすべてが信じられるわけではないが、2人を比較するために並べた顔写真は著しく似ており、親子という言い分も納得できる。1971年の初頭、彼の母親、カナダのファーストレディー(当時)、マーガレット・トルドーさんと、夫のピエール・エリオット・トルドー首相(当時)が行ったカリブ海の島国キューバへの「2回目のハネムーン」中の不倫の産物だと言われている。
トラック運転手らへの誹謗(ひぼう)中傷がエスカレートし、非暴力的な抗議デモを鎮圧するために、1988年以来使われたことのない鉄拳ともいうべき緊急事態法が14日に発動された。これは、恥ずべきことであり、カリブ海に浮かぶカストロの刑務所国家での、ありとあらゆる反対運動を冷酷に壊滅させたやり方によく似ている。
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