学校での「LGBT教育」禁止法案めぐりフロリダ州で激論
(2022年2月27日)

青空をバックに揺れるトランスジェンダーの旗。Photo credit: Savvapanf Photo via Shutterstock.
米フロリダ州議会は22日、学校が幼い生徒たちに性的指向や性自認について教えることを禁止する法案をめぐり、感情的な議論を繰り広げた。
反対派はこの法案を「ゲイと言うな」法案と呼び、LGBTの生徒にとって有益なジェンダーや性的アイデンティティーに関する議論を教室で行うのを抑え込むものだと主張している。
この法案は、幼稚園から小学3年生まで、あるいはその他の学年において、学校が性的指向や性自認について、「州の基準に照らして年齢にそぐわない、または発達上適切でない方法」で教えることを禁止するものだ。
賛成派によると、この法案は子供の福祉や教育方法に関し、親の権利を強化し、年齢に適した内容のみが教えられることを保証するものだという。
法案の提出者の一人である共和党のジョー・ハーディング州下院議員は、下院での討論で、「この法案が特に取り上げている問題は、幼稚園から小学3年生、5歳から9歳までの子供たちにとって、教室での指導の一部ではなく、家庭で行った方が良い議論があるということだ」と述べた。
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